どんぴんからりん

昔話、絵本、創作は主に短編の内容を紹介しています。やればやるほど森に迷い込む感じです。(2012.10から)

ぴったんこってきもちいいね

2019年12月12日 | 紙芝居

      ぴったんこってきもちいいね/田村忠夫・脚本 土田義晴・絵/童心社/2004年

 

あっちゃんと、ねこちゃんが おててと おててで ぴったんこ。

あっちゃんと、うさぎさんが おでこと おでこで ぴったんこ。

きつねさんと、足の裏と足の裏で ぴったんこ。

くまくんと ほっぺと ほっぺで ぴったんこ。

こんどはみんなで おしりとおしりで ぴったんこ。

親子でふれあいを楽しめそうですが、いくつぐらいまで楽しめるでしょうか。

ほかにも ぴったんこ するものがあると いいですね。


おじいさんとおばけ

2019年12月12日 | 紙芝居

         おじいさんとおばけ/堀尾青史・作 瀬名恵子・絵/童心社/1972年

 

 家賃がタダというわけありの家にすんだおじいさんのところへ、次々におばけがあらわれます。

 最初の晩は一つ目小僧。

 おじいさん、肩たたきをさせると、小僧さんは つかれてどこかへ。

 こ・・ん・・ば・・ん・・わ と次にあらわれたのはろくろっ首。

 おじいさんは動ぜず 針仕事をさせます。ろくろっ首は、首がなすぎて 針先がみえません。

 おじいさん 大入道には、庭の灯篭や大石を移動させます。

 おばけは、たぬきの いたずらでした。たぬきは ひとづかいの荒い人は もう たくさん。”サイナラ サイナラ サイナラ”と、どこかへ、いってしまいます。

 1972年の出版で、”サイナラ サイナラ”は、淀川長治さんのきまり文句。

 いまの若い人には、えんがないかも。

 おばけといえば、瀬名さん。こきつかわれるおばけに同情します。