どんぴんからりん

昔話、絵本、創作は主に短編の内容を紹介しています。やればやるほど森に迷い込む感じです。(2012.10から)

わにが わになる

2019年12月18日 | 絵本(日本)

    わにが わになる/多田 ヒロシ/こぐま社/1977年

 

初版は1977年と息が長い絵本です。言葉がふえてくる時期に楽しめる絵本です。

表題の「わにが わになる」ほか

「はちと はちとが はちあわせ」

「ほしを ほしがる」

「とらの トランク」

「きってを きって」

「ねこが ねころぶ」

などなど。

遊び心で、言葉に興味がわきます。


ともだちや

2019年12月18日 | 絵本(日本)

    ともだちや/内田麒太郎・作 降矢なな・絵/偕成社/1998年

 

 ミミズクのおじさん、夜も昼も聞き耳を立てていると すこーし つかれてきました。

 でもキツネに、いいともだちができたことにうなずきます。

 眼鏡をかけ、提灯もって、「ともだちや」の のぼりを立てたキツネ。。

 友だちがほしくてさびしい人に、「1時間100円」で友だちになってあげるのです。

 ウズラのおかあさんから、あかちゃんが ねむったばかりで 大声をださないでと注意され、クマからは こえがちっちゃいと いわれ、それでも すきでもないイチゴをごちそうになりながら、クマとともだち?になって無事商売成立。

 「さびしいひと いませんか ともだち 一時間 百円」とよびながら行くと、森の木の陰からオオカミがこえをかけてきました。

 トランプの相手をして、いざ百円をいただこうとすると、オオカミは でっかい口を開け、きばを かちかち ならし「おだいだって! おまえは、ともだちから かねを とるのか それが ほんとうの ともだちか?」と 一喝。

 そういえば オオカミは 「おい キツネ」と よんだのでした。

 それじゃ あしたもきていいの というキツネに 「あさってもな、キツネ」とオオカミ。おまけに一番大事なミニカーもプレゼント。

 キツネは こんどは のぼりをすて、ミニカーをもって「まいにち 何時間でも ただで ともだち」とよびながらステップで夜道をかえっていきます。

 オオカミとトランプするキツネは いかにも楽しそう。いじばんさびしかったのは、キツネだったのかな。

 オオカミの一喝する顔、ド迫力です。本当の ともだちがいなかったキツネを 後押し してくれました。