昨日は横浜から星川まで歩く間、ホルストの合唱曲を聴く。
ホルストの特集はとりあえず、今回で終わりにするが、
今日紹介するのは「アヴェ・マリア」と4つのパートソング。
いずれも初期の作品ではあるが、魅力ある作品である。
4つのパートソングは、王立音楽院時代の
師スタンフォードの下で学んだころ書かれている。
“Winter and the birds”は、1894年に作曲されており、
歌詞はハイネの詩をテキストとしている。
“O lady,leave that silken thread”と、
“The autumn is old”は1895年に作曲された曲で、
トーマス・フードの詩をテキストとしている。
“Soft and gently”は1896年に作曲された曲で、
CDの解説によると、王立音楽院時代の学生仲間で、
いくつか歌詞を提供したフリッツ・ハートの詩によるもの。
彼は、1908年にオーストラリアに行ってしまったため、
オペラも含めた彼の作品は、イギリスでは知られていない。
作品はそれぞれ1~2分の短い曲で、聴いた印象としては、
全般的にドイツの合唱の影響が濃いように思える。
「アヴェ・マリア」は1901年に演奏された曲で、
彼の作品の中で、初めて出版された作品である。
8歳の時に亡くした母の思い出にささげる曲で、
8部からなる女声合唱がおりなす世界は、
宇宙のような広がりのある音楽を創り出している。
3分ほどの曲ではあるが、とても美しい名曲なのだ。
このような曲を聴くとやはりホルストの音楽の本質は、
合唱曲にあるのだなあをつくづく思うのである。
ホルストの特集はとりあえず、今回で終わりにするが、
今日紹介するのは「アヴェ・マリア」と4つのパートソング。
いずれも初期の作品ではあるが、魅力ある作品である。
4つのパートソングは、王立音楽院時代の
師スタンフォードの下で学んだころ書かれている。
“Winter and the birds”は、1894年に作曲されており、
歌詞はハイネの詩をテキストとしている。
“O lady,leave that silken thread”と、
“The autumn is old”は1895年に作曲された曲で、
トーマス・フードの詩をテキストとしている。
“Soft and gently”は1896年に作曲された曲で、
CDの解説によると、王立音楽院時代の学生仲間で、
いくつか歌詞を提供したフリッツ・ハートの詩によるもの。
彼は、1908年にオーストラリアに行ってしまったため、
オペラも含めた彼の作品は、イギリスでは知られていない。
作品はそれぞれ1~2分の短い曲で、聴いた印象としては、
全般的にドイツの合唱の影響が濃いように思える。
「アヴェ・マリア」は1901年に演奏された曲で、
彼の作品の中で、初めて出版された作品である。
8歳の時に亡くした母の思い出にささげる曲で、
8部からなる女声合唱がおりなす世界は、
宇宙のような広がりのある音楽を創り出している。
3分ほどの曲ではあるが、とても美しい名曲なのだ。
このような曲を聴くとやはりホルストの音楽の本質は、
合唱曲にあるのだなあをつくづく思うのである。