Mars&Jupiter

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エイノユハニ・ラウタヴァーラの交響曲第8番「旅」を聴きながら横浜から和田町まで歩く

2008-12-13 07:55:23 | 古典~現代音楽フィンランド編
昨日は、横浜から和田町まで歩きました。
途中聴いたのは1928年生まれのラウタヴァーラの作品。
ヘルシンキに10月9日生まれたフィンランドの作曲家である。
ヘルシンキ大学を卒業してからシベリウス音楽院で、
メリカントに師事したようである。
交響曲第8番「旅」は、1999年に作曲され、
2000年にサヴァリッシュの指揮で、
フィラデルフィア管弦楽団によって初演されている。
人生を旅にたとえているかのようなこの交響曲は、
全楽章を通じて壮大な感じのする音楽となっている。

第一楽章アダージョ・アッサイ-アンダンテ・アッサイは、
ゆったりと始まる音楽は情熱的でありながらも、
弦楽器と木管楽器を中心に、淡々と進行していく。
それは目的地のない旅のようでもある。
木管楽器は北欧的な世界を醸し出している。
第二楽章フェローチェ(荒々しく)は、短いスケルツォ楽章で、
打楽器と金管楽器が野性的で激しい音楽を展開する。
第三楽章トランクィロは、弦楽器の伴奏に乗り、
ホルン・ソロが孤高な感じの旋律を奏でる。
第一楽章と同じように弦楽器と管楽器を中心に、
さまよい続けるような音楽で、最後もホルンのソロで終わる。
第四楽章コン・グランデッツァ-ショルト-テンポⅠは、
最初鐘の音により、何かを呼び起こすかのように始まる。
弦楽器と金管楽器中心に壮大な感じの音楽が進行する。
途中打楽器が加わり、弦楽器は抒情的な旋律を奏でる。
最後は金管楽器と鐘の音により華やかな感じで終わる。
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