昨日は、横浜から星川駅まで歩きました。
途中聴いたのは、1870年生まれのトゥルヌミールの作品である。
以前買ってあったCDで、今回初めて聴いてみることにした。
CDの解説書によるとボルドーに生まれた彼は、フランクに師事した。
1898年から1939年の間はサント・クロチルド聖堂の
オルガン奏者として、活動を続けたようであるが一方で、
1921年からはパリ音楽院のアンサンブルの教授に就任したようだ。
作曲の分野においては多くのオルガン作品を残しているだけでなく、
1900年から1924年の間に、8つの交響曲を作曲したようだ。
交響曲第1番イ長調作品18「ロマンティック」は1900年に作曲された。
ヴァイオリン奏者・指揮者として当時活躍していた人物、
ポール・ヴィアルドに、献呈された作品である。
1901年3月10日マルセイユのクラシック・コンサートで初演され、
1902年5月6日パリの国民音楽協会で初演された。
この交響曲はフランクに学んだ彼らしく、
共通の主題を登場させる循環形式で書かれているようだ。
第一楽章アンダンテのテンポで-アレグロ・モデラートは、
田園的な穏やかな感じの旋律で始まるが、
これは後の楽章でも登場する循環主題となっている。
もう一つの旋律は金管楽器によるワグナー風の華やかな感じである。
重厚な響きのところはオルガン的である。
後半にかけて音楽は激しさを増し、金管楽器が活躍し、
終わり方はロマンティックで劇的な、そしてブルックナー的でもある。
第二楽章アレグレット・スピリトーソはスケルツォ楽章である。
幻想的で神秘的な音楽の世界はフランス的で、
木管楽器と弦楽器による流れる旋律は美しい。
最後はフルート・ソロとホルンの吹奏で終わる。
第三楽章ラルゴは、葬送行進曲風の音楽で始まる。
そして第一楽章の循環主題も登場し、
これらの主題をもとに音楽は展開していく。
中間部では劇的で情熱的になるが、最後は静かに終わる。
第四楽章アレグロ・エネルジーコは、軽快で華やかに始まる。
明るい感じの音楽の中に、第一楽章の循環主題も時々登場する。
ハープが加わり、第二楽章の旋律が登場したりする。
その後冒頭の軽快で華やかな主題が再び登場し、
最後は第一楽章の循環主題とともに華々しく終わる。
途中聴いたのは、1870年生まれのトゥルヌミールの作品である。
以前買ってあったCDで、今回初めて聴いてみることにした。
CDの解説書によるとボルドーに生まれた彼は、フランクに師事した。
1898年から1939年の間はサント・クロチルド聖堂の
オルガン奏者として、活動を続けたようであるが一方で、
1921年からはパリ音楽院のアンサンブルの教授に就任したようだ。
作曲の分野においては多くのオルガン作品を残しているだけでなく、
1900年から1924年の間に、8つの交響曲を作曲したようだ。
交響曲第1番イ長調作品18「ロマンティック」は1900年に作曲された。
ヴァイオリン奏者・指揮者として当時活躍していた人物、
ポール・ヴィアルドに、献呈された作品である。
1901年3月10日マルセイユのクラシック・コンサートで初演され、
1902年5月6日パリの国民音楽協会で初演された。
この交響曲はフランクに学んだ彼らしく、
共通の主題を登場させる循環形式で書かれているようだ。
第一楽章アンダンテのテンポで-アレグロ・モデラートは、
田園的な穏やかな感じの旋律で始まるが、
これは後の楽章でも登場する循環主題となっている。
もう一つの旋律は金管楽器によるワグナー風の華やかな感じである。
重厚な響きのところはオルガン的である。
後半にかけて音楽は激しさを増し、金管楽器が活躍し、
終わり方はロマンティックで劇的な、そしてブルックナー的でもある。
第二楽章アレグレット・スピリトーソはスケルツォ楽章である。
幻想的で神秘的な音楽の世界はフランス的で、
木管楽器と弦楽器による流れる旋律は美しい。
最後はフルート・ソロとホルンの吹奏で終わる。
第三楽章ラルゴは、葬送行進曲風の音楽で始まる。
そして第一楽章の循環主題も登場し、
これらの主題をもとに音楽は展開していく。
中間部では劇的で情熱的になるが、最後は静かに終わる。
第四楽章アレグロ・エネルジーコは、軽快で華やかに始まる。
明るい感じの音楽の中に、第一楽章の循環主題も時々登場する。
ハープが加わり、第二楽章の旋律が登場したりする。
その後冒頭の軽快で華やかな主題が再び登場し、
最後は第一楽章の循環主題とともに華々しく終わる。