Mars&Jupiter

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ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの交響曲第1番ハ長調作品21を聴きながら西谷から希望が丘まで歩く

2008-12-29 14:30:57 | ベートーヴェンの交響曲・管弦楽曲
昨日は、西谷駅から希望が丘駅まで歩きました。
途中聴いたのは、ベートーヴェンの交響曲第1番。
交響曲第1番ハ長調作品21は、
1799年から1800年にかけて作曲された。
高校時代にはケンペがミュンヘン・フィルを指揮した
レコードをよく聴いたものであるが、
今回は最近買ったザールブリュッケン放送交響楽団を
スクロヴァチェフスキが指揮したCDを聴いてみた。

第一楽章アダージョ・モルトの序奏は、
威厳のある堂々とした感じで、ドイツ的である。
のどかな牧歌風の部分もあり、
遠くから聞こえる感じのホルンの吹奏がいい。
アレグロ・コンブリオの主部に入ると、
軽快で流れるような第一主題から始まる。
スクロヴァチェフスキの指揮による楽団の演奏も、
リズムを強調させるところを浮き出させ、
弾むようなテンポ感と強弱のアクセントがいい。
第ニ楽章アンダンテ・カンタービレ・コン・モルトは、
そもそもゆっくりとした楽章ではあるのだが、
スクロヴァチェフスキの指揮による演奏でのテンポは、
速めな感じであり、流れるように進んでいく。
第三楽章アレグロ・モルト・エ・ヴィヴァーチェは、
メヌエットの楽章で、ダイナミックな中に、
リズムの斬新さが目立つ部分がある。
中間部などののどかな感じは古風であり、
管楽器などの即興的に感じる演奏がいい。
第四楽章アダージョの短い主部を予感させる序奏を経て、
アレグロ・モルト・エ・ヴィヴァーチェの主部に入る。
主部の主題もいきいきとしており、軽快な旋律である。
スクロヴァチェフスキの指揮による演奏は、
そのテンポの軽快さと強弱のアクセントを際立たせて、
この交響曲の良さを十分に引き出している感じがする。
それにしてもこのCD、確か500円くらいで買ったはず。
指揮者と楽団の人には感謝したいが、
こんな安さでいいかと思うような気もしてしまう。
コメント
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