昨日は、和田町駅から横浜まで歩きました。
途中聴いたのは、1823年生まれのラロの作品である。
ヴァイオリニスト、ヴィオリストとして活躍した彼は、
そのキャリアを活かし、ヴァイオリン協奏曲を4つ作曲している。
スペイン交響曲作品21は、1873年に作曲された。
交響曲という名称がついているものの、
ヴァイオリン協奏曲のスタイルを持っているので、
交響曲編の中でとりあげるのもどうかということはあるが、
とりあえずここで、触れておく。
第一楽章アレグロ・ノン・トロッポは、
ソナタ形式で書かれた華やかな曲であり、
冒頭のダイナミックな管弦楽のトッティに続き、
ヴァイオリンが華やかに主題を奏でる。
展開部ではヴァイオリン奏者の演奏技巧が発揮され、
再現部で再びヴァイオリンによって奏される主題の
哀愁漂う旋律、甘美な旋律は印象的である。
第二楽章スケルツァンド・アレグロ・モルトは、
三部形式で書かれ、いかにもスペイン的な特徴のある楽章で、
軽快で、華やかそして舞踏的な要素を持ち、
それに合わせヴァイオリンが弾く旋律は異国情緒あふれている。
中間部は情緒的な旋律も現れて、冒頭とは対照的である。
第三楽章アレグレット・ノン・トロッポは間奏曲で、
三部形式で書かれており、序奏の部分はスペイン的である。
それに続きヴァイオリンが奏でる旋律は、甘くせつない。
第四楽章アンダンテは、三部形式で書かれた楽章で、
穏やかに始まる幻想的な音楽は、フランス的である。
その雰囲気の中でヴァイオリンが抒情的な旋律を奏でていく。
この楽章だけが他の楽章に比べスペイン的な部分が薄く、
異質な感じもするが、その音楽は牧歌的で平和な感じである。
第五楽章アレグロは、自由なロンド形式で書かれている。
祭りが遠くから近づいてくるように遠近感を出しながら始まり、
独奏ヴァイオリンの技巧が、十分に発揮される部分となる。
軽快なリズムの中、ヴァイオリンの奏でる甘美な旋律は、
異国を訪れた旅行者の気分にさせるものである。
最後は管弦楽のトッティで華やかに終わる。
途中聴いたのは、1823年生まれのラロの作品である。
ヴァイオリニスト、ヴィオリストとして活躍した彼は、
そのキャリアを活かし、ヴァイオリン協奏曲を4つ作曲している。
スペイン交響曲作品21は、1873年に作曲された。
交響曲という名称がついているものの、
ヴァイオリン協奏曲のスタイルを持っているので、
交響曲編の中でとりあげるのもどうかということはあるが、
とりあえずここで、触れておく。
第一楽章アレグロ・ノン・トロッポは、
ソナタ形式で書かれた華やかな曲であり、
冒頭のダイナミックな管弦楽のトッティに続き、
ヴァイオリンが華やかに主題を奏でる。
展開部ではヴァイオリン奏者の演奏技巧が発揮され、
再現部で再びヴァイオリンによって奏される主題の
哀愁漂う旋律、甘美な旋律は印象的である。
第二楽章スケルツァンド・アレグロ・モルトは、
三部形式で書かれ、いかにもスペイン的な特徴のある楽章で、
軽快で、華やかそして舞踏的な要素を持ち、
それに合わせヴァイオリンが弾く旋律は異国情緒あふれている。
中間部は情緒的な旋律も現れて、冒頭とは対照的である。
第三楽章アレグレット・ノン・トロッポは間奏曲で、
三部形式で書かれており、序奏の部分はスペイン的である。
それに続きヴァイオリンが奏でる旋律は、甘くせつない。
第四楽章アンダンテは、三部形式で書かれた楽章で、
穏やかに始まる幻想的な音楽は、フランス的である。
その雰囲気の中でヴァイオリンが抒情的な旋律を奏でていく。
この楽章だけが他の楽章に比べスペイン的な部分が薄く、
異質な感じもするが、その音楽は牧歌的で平和な感じである。
第五楽章アレグロは、自由なロンド形式で書かれている。
祭りが遠くから近づいてくるように遠近感を出しながら始まり、
独奏ヴァイオリンの技巧が、十分に発揮される部分となる。
軽快なリズムの中、ヴァイオリンの奏でる甘美な旋律は、
異国を訪れた旅行者の気分にさせるものである。
最後は管弦楽のトッティで華やかに終わる。