昨日は、横浜から和田町まで歩きました。
途中聴いたのは、1770年生まれのベートーヴェンの交響曲第3番。
今回はクレンペラーの指揮によるCDを聴いた。
交響曲第3番変ホ長調「英雄」作品55は、
1803年から1804年にかけ作曲された作品である。
高校の時にレコードで買い、よく聴いていた演奏が、
クレンペラー指揮、フィルハーモニア管弦楽団による演奏の盤で、
オーケストラの配置は、古典配置になっており、
新鮮な気持ちで聴いていた記憶がある。
第一楽章アレグロ・コン・ブリオの冒頭は、
主和音が2度鳴り、いきなり第一主題が登場する。
ソナタ形式で書かれた長大な楽章は、
主題の扱いも色々と工夫を凝らしていると思える。
ベートーヴェンが生きた時代にあって、
この曲は斬新さを持っていただろうし、当時の人々に
新たな響きの体験を与えたのではないだろうか。
第ニ楽章アダージョ・アッサイは、葬送行進曲である。
ロンド形式の楽章を、クレンペラー盤は淡々と演奏しているが、
それでも、ドラマティックな展開の場面はさすがである。
この葬送行進曲が誰のために書かれ、英雄とは誰かについての問いは、
高校時代に頃はナポレオン・ボナパルトとの関連でしか、
レコードの解説で書かれていなかったが、今は違う。
ナポレオンのドイツ進行に対して抵抗したプロイセンの王子、
ルイ・フェルディナントのことであるということのようだ。
そういう事実を知るとこの交響曲の聴き方も変わるものである。
第三楽章アレグロ・ヴィヴァーチェは、スケルツォ楽章で、
軽快に始まるこの楽章は、それまでのハイドンやモーツアルトの
交響曲にはない新しい響きとスタイルを確立している。
中間部トリオの狩りを思わせる3本によるホルンの吹奏も、
当時の人々から見ると、きっと新鮮聴こえたことだろう。
第四楽章アレグロ・モルトは、短い序奏に続いて、
主題をもとにした変奏曲形式で音楽は展開されていく。
その変奏を繰り返していく中で、曲は壮大さを増していく。
コーダの圧倒的な終わり方はいつ聴いても感動的である。
途中聴いたのは、1770年生まれのベートーヴェンの交響曲第3番。
今回はクレンペラーの指揮によるCDを聴いた。
交響曲第3番変ホ長調「英雄」作品55は、
1803年から1804年にかけ作曲された作品である。
高校の時にレコードで買い、よく聴いていた演奏が、
クレンペラー指揮、フィルハーモニア管弦楽団による演奏の盤で、
オーケストラの配置は、古典配置になっており、
新鮮な気持ちで聴いていた記憶がある。
第一楽章アレグロ・コン・ブリオの冒頭は、
主和音が2度鳴り、いきなり第一主題が登場する。
ソナタ形式で書かれた長大な楽章は、
主題の扱いも色々と工夫を凝らしていると思える。
ベートーヴェンが生きた時代にあって、
この曲は斬新さを持っていただろうし、当時の人々に
新たな響きの体験を与えたのではないだろうか。
第ニ楽章アダージョ・アッサイは、葬送行進曲である。
ロンド形式の楽章を、クレンペラー盤は淡々と演奏しているが、
それでも、ドラマティックな展開の場面はさすがである。
この葬送行進曲が誰のために書かれ、英雄とは誰かについての問いは、
高校時代に頃はナポレオン・ボナパルトとの関連でしか、
レコードの解説で書かれていなかったが、今は違う。
ナポレオンのドイツ進行に対して抵抗したプロイセンの王子、
ルイ・フェルディナントのことであるということのようだ。
そういう事実を知るとこの交響曲の聴き方も変わるものである。
第三楽章アレグロ・ヴィヴァーチェは、スケルツォ楽章で、
軽快に始まるこの楽章は、それまでのハイドンやモーツアルトの
交響曲にはない新しい響きとスタイルを確立している。
中間部トリオの狩りを思わせる3本によるホルンの吹奏も、
当時の人々から見ると、きっと新鮮聴こえたことだろう。
第四楽章アレグロ・モルトは、短い序奏に続いて、
主題をもとにした変奏曲形式で音楽は展開されていく。
その変奏を繰り返していく中で、曲は壮大さを増していく。
コーダの圧倒的な終わり方はいつ聴いても感動的である。