Mars&Jupiter

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ジョルジュ・ビゼーの交響曲ハ長調を聴きながら、二俣川から西谷まで歩く

2008-12-16 06:32:24 | 古典~現代音楽フランス編
昨日は、二俣川から西谷駅まで歩きました。
途中聴いたのは、1838年生まれのビゼーの作品である。
今回からは補足分の交響曲のフランス編に入る。
ビゼーについてはあまりにも有名な作曲家なので、
略歴についての説明は省略する。
交響曲ハ長調は彼が17歳であった1855年に作曲されたが、
この交響曲はパリ音楽院の図書館に埋もれていたため、
演奏される機会に恵まれず、初演は1935年になってであり、
ワインガルトナーの指揮で実現したものである。

第一楽章アレグロ・ヴィーヴォは、ソナタ形式で書かれ、
古典的なスタイルによっていて、軽快で華やかなところがいい。
モーツアルト的なところやベートーヴェン風な部分もある。
第二楽章アダージョは、三部形式で書かれた有名な楽章である。
オーボエが奏でる哀愁のある旋律はとても印象的であり、
中間部のゆったりとした弦楽中心に奏される旋律とは対照的で、
この中間部もフランス的な抒情的な部分を感じさせる。
第三楽章アレグロ・ヴィヴァーチェは、
スケルツォ楽章で力強い第一主題はベートーヴェン的である。
もうひとつの主題はイタリア歌劇風の華やかさがある。
トリオの部分は舞踏的でありながら牧歌的でいい。
最後は冒頭の力強い第一主題と、
流れるような第二主題が奏されて終わる。
第四楽章アレグロ・ヴィヴァーチェは、ソナタ形式で書かれ、
せわしない感じで始まる第一主題は、華やかさもある。
やさしい感じの第二主題は、フランス的であり、
その二つの主題をもとにした展開部を経て、
最後まで明るく華やかな感じで終わるのがいい。
コメント (2)
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