Mars&Jupiter

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アラン・ペッタション(ペッテション)の交響曲第8番を聴きながら二俣川から上星川まで歩く

2008-12-09 06:26:33 | 古典~現代音楽スウェーデン編
昨日は二俣川から上星川まで歩きました。
途中聴いたのは1911年生まれのアラン・ペッタションの作品。
以前買っていた交響曲全集があったのでこれを開封し、
その中の交響曲第8番を聴くことにした。
CDの解説によると彼は、スウェーデンのウップランド地方の
ヴァストラ・リードに生まれ、1930年から1939年には、
ストックホルムの王立音楽院で、ヴァイオリン、
ヴィオラ、和声学と対位法を学び、
1939年から1年間パリでヴィオラを学ぶ。
1939年にはストックホルム・コンサート協会管弦楽団の
ヴィオラ奏者となり、演奏者として活動する一方で、
カール=ビルガー・ブロムダールとオットー・オルソンに
プライベート・レッスンとして作曲法を師事した。
交響曲第8番は、1968年から1969年にかけて作曲された。
初演はストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団と
アンタル・ドラティの指揮によって行われた。

第一部は、暗く重々しく、混沌とした感じで始まる。
悲しみにあふれたような旋律が、
ゆったりとした足取りで淡々と展開され、
木琴や小太鼓などが加わり行進曲風に進行する。
一度盛り上がったあと、いったん音楽静まる。
そして徐々に再び行進曲風の音楽になっていく。
盛り上がりと静寂な部分が繰り返され、
最後は消えるように静かに終わる。
第二部も暗い重々しい感じで始まる。
ここでも小太鼓が活躍するが、その音楽は、
ニールセンの交響曲第5番を想起させる。
前半は4つの音からなる音型が、
何度も繰りかえされ盛り上がりをみせていく。
後半はゆったりとした静かな感じになるが、
最後に再び4つの音からある音型が登場し、
そして最後は神秘的に静かに終わっていく。
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