Mars&Jupiter

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アラン・ホヴァネスのチェロ協奏曲作品17、そしてモキチ・トラットリアでの飲み会

2009-03-08 15:51:01 | アラン・ホヴァネスの作品
昨日は、熊澤酒造近くのモキチ・トラットリアで飲み会。
だからウォーキングは休みました。
それにしてもピッツァはおいしいし、ソーセージもなかなか。
もちろん日本酒もおいしかったのでついつい飲みすぎてしまった。
今日聴いたのは1911年生まれのホヴァネスの作品。
彼の略歴については、管弦楽編で触れたので省略する。
チェロ協奏曲作品17は、1936年に作曲された作品であるが、
40年近く演奏されないままであった曲だったようだ。
今回聴いたCDは、ヤーノシュ・シュタルケルのチェロ、
デニス・ラッセル=デイヴィスの指揮、シアトル交響楽団の演奏である。

第一楽章アンダンテ-マエストーソは、
フルート・ソロの東洋的な響きから始まり、
独奏チェロがそれに応えるようにして歌うような旋律を弾く。
フルートの吹く旋律は懐かしい感じを抱かせる。
管弦楽全体で奏する音楽は厳かな感じの音楽である。
中間部はチェロだけによる独奏の部分がいい。
曲はおだやかに進行していき、
最後は堂々としたコラール風の音楽となり、
独奏チェロが加わって終わる。
第二楽章アレグロは、短い舞曲風の音楽。
独奏チェロが管弦楽とやりとりしながら、
幻想的な音楽を奏で、最後は静かに終わる。
第三楽章アンダンテは、フルート・ソロで始まる。
これも東洋的な響きを持ち、なつかしい感じである。
その旋律を独奏チェロが引き継いで奏していく、
そして管弦楽は堂々とした厳かな音楽を奏でる。
それにしてもやさしい音楽である。
最後は管弦楽が真摯で堂々とした音楽を奏で、
しばらく弦楽中心に展開し、
金管楽器が加わり華やかに盛り上がり、
独奏チェロによる演奏のあと、
管弦楽全体で盛り上がって終わる。
コメント
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