昨日は、二俣川から鶴ヶ峰駅まで歩きました。
夜は飲み会があったので朝のあわただしい中で歩きました。
途中聴いたのは1903年生まれのハチャトゥリアンの作品。
今回から協奏曲はロシア編に入る。
ハチャトゥリアンの略歴は以前触れたので省略する。
ヴァイオリン協奏曲ニ短調は1940年に作曲された作品である。
初演は1940年11月16日オイストラフのヴァイオリンで行われた。
今回聴いたCDは、ワレリー・クリモフのヴァイオリン、
スヴェトラーノフの指揮、ソビエト国立交響楽団の演奏である。
第一楽章アレグロ・コン・フェルメッツァは、
ソナタ形式で書かれており、荒々しい管弦楽の導入のあと、
ヴァイオリン独奏によるせかすような第一主題で始まる。
第二主題もあわせて民族主義的で、情熱的な音楽で、
第二主題は美しく、ヴァイオリンが歌うと甘美である。
カデンツァは作曲者自身にものを少し変えたもので、
最後は第一主題を中心に情熱的に、そして激しく終わる。
第二楽章アンダンテ・ソステヌートは、
三部形式で書かれており、最初の管楽器による音楽も、
いかにも民族的で、独奏ファゴットが登場する前の音楽は、
サティのジムノペディのようでもある。
それに誘導され、独奏ヴァイオリンが入るが、
それは叙情的で甘美な民謡的な旋律である。
途中音楽は管弦楽中心に激しい音楽になり、
そのあと独奏ヴァイオリンが美しい旋律を奏で、
管弦楽による民族的で情熱的な音楽で盛り上がったあと、
ヴァイオリンが再び哀愁ある旋律を奏で、静かに終わる。
第三楽章アレグロ・ヴィヴァーチェは、
ロンド・ソナタ形式で書かれており、
荒々しい管弦楽による導入部のあと、
独奏ヴァイオリンが民謡調の旋律を奏する。
第一楽章の主題も登場し、統一感を出し、
民族主義的な魅力ある旋律に満ち溢れ、
最後まで飽きさせない音楽が展開される。
ハチャトゥリアンのヴァイオリン協奏曲は、
それにしても親しみのある、なかなかの名曲である。
夜は飲み会があったので朝のあわただしい中で歩きました。
途中聴いたのは1903年生まれのハチャトゥリアンの作品。
今回から協奏曲はロシア編に入る。
ハチャトゥリアンの略歴は以前触れたので省略する。
ヴァイオリン協奏曲ニ短調は1940年に作曲された作品である。
初演は1940年11月16日オイストラフのヴァイオリンで行われた。
今回聴いたCDは、ワレリー・クリモフのヴァイオリン、
スヴェトラーノフの指揮、ソビエト国立交響楽団の演奏である。
第一楽章アレグロ・コン・フェルメッツァは、
ソナタ形式で書かれており、荒々しい管弦楽の導入のあと、
ヴァイオリン独奏によるせかすような第一主題で始まる。
第二主題もあわせて民族主義的で、情熱的な音楽で、
第二主題は美しく、ヴァイオリンが歌うと甘美である。
カデンツァは作曲者自身にものを少し変えたもので、
最後は第一主題を中心に情熱的に、そして激しく終わる。
第二楽章アンダンテ・ソステヌートは、
三部形式で書かれており、最初の管楽器による音楽も、
いかにも民族的で、独奏ファゴットが登場する前の音楽は、
サティのジムノペディのようでもある。
それに誘導され、独奏ヴァイオリンが入るが、
それは叙情的で甘美な民謡的な旋律である。
途中音楽は管弦楽中心に激しい音楽になり、
そのあと独奏ヴァイオリンが美しい旋律を奏で、
管弦楽による民族的で情熱的な音楽で盛り上がったあと、
ヴァイオリンが再び哀愁ある旋律を奏で、静かに終わる。
第三楽章アレグロ・ヴィヴァーチェは、
ロンド・ソナタ形式で書かれており、
荒々しい管弦楽による導入部のあと、
独奏ヴァイオリンが民謡調の旋律を奏する。
第一楽章の主題も登場し、統一感を出し、
民族主義的な魅力ある旋律に満ち溢れ、
最後まで飽きさせない音楽が展開される。
ハチャトゥリアンのヴァイオリン協奏曲は、
それにしても親しみのある、なかなかの名曲である。