昨日は、夕方嵐のように風雨が強まったためウォーキングは休みました。
途中聴いたのは1898年生まれのクニッペルの作品。
彼は、ドイツ系・ユダヤ系の家系で、トビリシに生まれた。
モスクワでグリエールジリャーエフなどに作曲を師事し、
グネーシン音楽学校でも学んだようで、ドイツでも学んでいる。
歌曲「ポーリュシカ・ポーレ」の作曲家として日本では有名である。
交響曲も20曲近く作曲しているらしいが、聴いたことはない。
チェロと7つの金管楽器と2つのティンパニのための協奏的モノローグは、
1962年に作曲され、ロストロポーヴィッチに献呈されている。
今回のCDはムスティスラフ・ロストロポーヴィッチのチェロ、
ロジェストヴェンスキー指揮のソビエト交響楽団によるものである
ティンパニの連打から始まる冒頭の部分に続き、
独奏チェロが入ってくるが、シリアスな感じである。
独奏チェロが雄弁に旋律を奏でていくが、
それを取り囲む音楽は荒涼とした感じである。
やがてチェロによる激しい演奏に合せて、金管楽器が加わる。
独奏チェロが弾く旋律はモノローグというように独白のようで、
感傷的というよりは、現実的でクールな感じさえする。
チェロの高度な技巧を示しつつ、
打楽器と金管楽器が荒々しい音楽を奏し盛り上がる。
そのあとは静まったかと思うと、再び盛り上がり、
これを繰り返してから、最後全体で盛り上がって終わる。
「ポーリュシカ・ポーレ」の作曲家というイメージは、
ここからはわからないが、こんな曲も書いているという意味では面白い。
途中聴いたのは1898年生まれのクニッペルの作品。
彼は、ドイツ系・ユダヤ系の家系で、トビリシに生まれた。
モスクワでグリエールジリャーエフなどに作曲を師事し、
グネーシン音楽学校でも学んだようで、ドイツでも学んでいる。
歌曲「ポーリュシカ・ポーレ」の作曲家として日本では有名である。
交響曲も20曲近く作曲しているらしいが、聴いたことはない。
チェロと7つの金管楽器と2つのティンパニのための協奏的モノローグは、
1962年に作曲され、ロストロポーヴィッチに献呈されている。
今回のCDはムスティスラフ・ロストロポーヴィッチのチェロ、
ロジェストヴェンスキー指揮のソビエト交響楽団によるものである
ティンパニの連打から始まる冒頭の部分に続き、
独奏チェロが入ってくるが、シリアスな感じである。
独奏チェロが雄弁に旋律を奏でていくが、
それを取り囲む音楽は荒涼とした感じである。
やがてチェロによる激しい演奏に合せて、金管楽器が加わる。
独奏チェロが弾く旋律はモノローグというように独白のようで、
感傷的というよりは、現実的でクールな感じさえする。
チェロの高度な技巧を示しつつ、
打楽器と金管楽器が荒々しい音楽を奏し盛り上がる。
そのあとは静まったかと思うと、再び盛り上がり、
これを繰り返してから、最後全体で盛り上がって終わる。
「ポーリュシカ・ポーレ」の作曲家というイメージは、
ここからはわからないが、こんな曲も書いているという意味では面白い。