昨日は、横浜から星川駅まで歩きました。
途中聴いたのは1873年生まれのラフマニノフの作品。
ラフマノフの略歴は以前触れたので省略する。
ピアノ協奏曲第2番ハ短調作品18は、
1899年から1901年にかけて作曲された。
今回聴いたCDは、アシュケナージのピアノ、
アンドレ・プレヴィンの指揮、ロンドン交響楽団の演奏である。
以前買って未開封のままであったので聴いてみることにした。
それにしてもこの国内盤のCDだが、
ラフマニノフの生没年の表記は全く違うし、
各楽章の演奏時間の表記もでたらめである。
よくまあ、こんな形で売ったもんだと今更になって思う。
第一楽章ヴィヴァーチェは、ソナタ形式で書かれている。
冒頭の独奏ピアノによる忍び寄ってくるような和音の響きは、
とても印象的であり、それがクレシェンドしていくのに合わせ、
オーケストラが加わり、壮大な音楽が築かれる。
そして、明暗対照的な二つの主題が提示され、
甘美で官能的なピアノの響きと、
ロマンティックな管弦楽の伴奏が美しい。
展開部では管弦楽により二つの主題が変形されていくが、
独奏ピアノはその中にあって主役的な立場を果たし、
高度なテクニックを見せつつ、
繊細さだけでなく力強さも見せていく。
最後は悲劇的な雰囲気の中終わる。
第二楽章アンダンテは、三部形式で書かれ、
雄大なロシアの自然を感じさせる音楽である。
ゆったりした中、独奏ピアノは甘美な旋律を奏で、
詩的で叙情的なところがあり、情熱的でもある。
第三楽章アレグロ・ヴィヴァーチェは、
不規則なロンド・ソナタ形式で書かれているようだ。
荒々しい感じで始まる冒頭に続き、
独奏ピアノの華麗な演奏技術が発揮される。
管弦楽から始まる甘い旋律はやがてピアノに引き継がれ、
その主題は印象的で、ロマンティックな旋律である。
荒々しい感じの冒頭の主題を中心にその後は展開され、
最後にかけてはピアノの情熱的な演奏に続き、
もう一つのロマンティックな旋律が登場し、
大きな盛り上がりをみせ、華麗なフィナーレで終わる。
それにしてもやはりいつ聴いても名曲であり、
この頃のアシュケナージの演奏は素晴らしい。
途中聴いたのは1873年生まれのラフマニノフの作品。
ラフマノフの略歴は以前触れたので省略する。
ピアノ協奏曲第2番ハ短調作品18は、
1899年から1901年にかけて作曲された。
今回聴いたCDは、アシュケナージのピアノ、
アンドレ・プレヴィンの指揮、ロンドン交響楽団の演奏である。
以前買って未開封のままであったので聴いてみることにした。
それにしてもこの国内盤のCDだが、
ラフマニノフの生没年の表記は全く違うし、
各楽章の演奏時間の表記もでたらめである。
よくまあ、こんな形で売ったもんだと今更になって思う。
第一楽章ヴィヴァーチェは、ソナタ形式で書かれている。
冒頭の独奏ピアノによる忍び寄ってくるような和音の響きは、
とても印象的であり、それがクレシェンドしていくのに合わせ、
オーケストラが加わり、壮大な音楽が築かれる。
そして、明暗対照的な二つの主題が提示され、
甘美で官能的なピアノの響きと、
ロマンティックな管弦楽の伴奏が美しい。
展開部では管弦楽により二つの主題が変形されていくが、
独奏ピアノはその中にあって主役的な立場を果たし、
高度なテクニックを見せつつ、
繊細さだけでなく力強さも見せていく。
最後は悲劇的な雰囲気の中終わる。
第二楽章アンダンテは、三部形式で書かれ、
雄大なロシアの自然を感じさせる音楽である。
ゆったりした中、独奏ピアノは甘美な旋律を奏で、
詩的で叙情的なところがあり、情熱的でもある。
第三楽章アレグロ・ヴィヴァーチェは、
不規則なロンド・ソナタ形式で書かれているようだ。
荒々しい感じで始まる冒頭に続き、
独奏ピアノの華麗な演奏技術が発揮される。
管弦楽から始まる甘い旋律はやがてピアノに引き継がれ、
その主題は印象的で、ロマンティックな旋律である。
荒々しい感じの冒頭の主題を中心にその後は展開され、
最後にかけてはピアノの情熱的な演奏に続き、
もう一つのロマンティックな旋律が登場し、
大きな盛り上がりをみせ、華麗なフィナーレで終わる。
それにしてもやはりいつ聴いても名曲であり、
この頃のアシュケナージの演奏は素晴らしい。