Mars&Jupiter

おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

ジョセフ・ボダン・ド・ボワモルティエのトリオ・ソナタを聴きながら、二俣川から鶴ヶ峰まで歩く

2009-07-13 05:10:51 | バロック音楽器楽曲・室内楽曲編
昨日は二俣川から鶴ヶ峰駅まで歩きました。
途中聴いたのは、1691年生まれのボワモルティエの作品である。
ボワモルティエはベルピニアンに生まれ、1765年パリで亡くなった。
宗教音楽家として活躍し、100曲以上の作品を作曲したようだ。
トリオ・ソナタの作曲年代はわからない。
今回聴いたCDはローランズ・ブレーのクラヴサン、
ジェヌヴィエーヴ・ヌフラールのフルート、
マリー・テレズ・ウルチェーのチェロによる演奏である。

第一楽章アレグロは、フルートの軽快な音、それにチェロが絡み、
クラヴサンの伴奏の上で二つの楽器が交互に奏し、
掛け合いながら競演をみせてくれる華やかな曲である。
第二楽章アダージョは、ゆったりとした牧歌風の音楽。
フルートが優雅に歌うような旋律を奏で、
チェロもそれに呼応しながら、絡み合っていく。
最後はゆっくりとなって次の楽章に続く。
第三楽章アレグロは、軽快にフルートが旋律を奏で、
チェロとある時はユニゾンとなりながら、
ある時はチェロが伴奏に入り、フルートが中心に活躍する。
最後は名残惜しいかのように静かに終わる。
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ジュゼッペ・タルティーニのヴァイオリン・ソナタト短調作品2の7を聴きながら、西谷から三枚町まで歩く

2009-07-13 04:49:57 | バロック音楽器楽曲・室内楽曲編
昨日、11日分のことを書こうと思ったが、朝から忙しく、
書く暇もなく、夕方はすっかり疲れてしまった。
一昨日の11日は西谷から三枚町まで歩きました。
途中聴いたのは、1692年生まれのタルティーニの作品である。
彼はパドヴァを中心にヴァイオリン奏者として活躍した。
それゆえにヴァイオリンの作品は多い。
ヴァイオリン・ソナタト短調作品2の7の作曲年代はわからない。
今回聴いたCDはファビオ・ビオンディのヴァイオリン、
リナルド・アレッサンドリーニのチェンバロ、
マウリツィオ・ナッデオのチェロ、
パスカル・モンテイエのテオルボによる演奏である。

第一楽章アンダンテ・アフェットォーソの、
アフェットォーソは愛情をこめてという音楽用語のようだが、
そんな感情を込めてヴァイオリンが悲しい旋律が奏でられていく。
流れるような甘美な旋律を歌いながら、曲はゆったりと進行する。
第二楽章アレグロ・アッサイは、テンポの速い軽快な曲。
ヴァイオリン奏者らしくヴァイオリンの技巧を発揮しながら、
イタリア的なヴィヴァルディに似た明るさが見られる。
ここでみせるファビオ・ビオンディのヴァイオリンはなかなかいい。
第三楽章アレグロ・アッサイは、舞踏風の流れるような音楽。
少し哀愁を漂わせつつ、ヴァイオリンの軽快な演奏が聴ける。
チェンバロ、チェロ、テオルボとの競演もぴったりと息があって
心地いい演奏を最後まで聴くことができていい。
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