昨日は横浜から星川駅まで歩きました。
途中聴いたのは、1673年生まれのオトテールの作品である。
パリで生まれた彼の家は、木管楽器製作で有名な職人の家系で、
彼自身もフルートの楽器改良に務め、オトテール型の楽器を考案したようだ。
フルート教則本を1707年に出版し、若い時期イタリアに旅行したことから、
「ル・ロマン」という通称で呼ばれていたらしい。
フルートその他の楽器と通奏低音のための作品集第1巻
作品2に収められている組曲第1番ニ長調は、1715年に作曲された。
今回聴いたCDはヤスコ・ウヤマ=ブヴァールのハープシコード、
フィリップ・アラン=デュプレのバロック・トラヴェルソ・フルート、
フィリップ・ピエルロのヴィオラ・ダ・ガンバ、
ヴァンサン・デュメストルのテオルボによる演奏である。
組曲は7曲から構成されている。
第1曲のプレリュードはゆったりと始まるが、
トラヴェルソの素朴な響きはなんといってもいい。
途中からテンポが速くなり、軽快にトラヴェルソが旋律を奏し、
最初のゆったりとしたテンポの音楽と交互に奏されていく。
第2曲アルマンド「王家」は、優雅な感じの舞踏風の音楽。
フランスらしい華やかさのある音楽で、
トラヴェルソの奏でる旋律は軽快である。
第3曲ロンド「オルレアン公爵」は、
明るい軽快なトラヴェルソの奏でる旋律は舞踏的で、
他の楽器との絡み合いが聴いていて楽しいものである。
第4曲サラバンド「アルマニャック地方」は、
素朴でしみじみとした音楽で、味わいのある曲。
ヴィオラ・ダ・ガンバとテオルボの楽器の動きが心地よい。
第5曲ガヴォット「メドン」は、軽快な舞踏風の曲で、
ハープシコードも加わり華やかさが戻っていく。
第6曲メヌエット「ブリオーヌ伯爵」は優雅な曲で、
トラヴェルソの明暗をつけた旋律が交互に登場するところがいい。
中間部は物悲しい感じの旋律が続くが、再び最初の旋律が戻り優雅に終わる。
第7曲ジグ「たわむれ」は終曲らしく華麗で軽快な音楽である。
流れるように、そしてあっという間に終わる疾走感がいい。
途中聴いたのは、1673年生まれのオトテールの作品である。
パリで生まれた彼の家は、木管楽器製作で有名な職人の家系で、
彼自身もフルートの楽器改良に務め、オトテール型の楽器を考案したようだ。
フルート教則本を1707年に出版し、若い時期イタリアに旅行したことから、
「ル・ロマン」という通称で呼ばれていたらしい。
フルートその他の楽器と通奏低音のための作品集第1巻
作品2に収められている組曲第1番ニ長調は、1715年に作曲された。
今回聴いたCDはヤスコ・ウヤマ=ブヴァールのハープシコード、
フィリップ・アラン=デュプレのバロック・トラヴェルソ・フルート、
フィリップ・ピエルロのヴィオラ・ダ・ガンバ、
ヴァンサン・デュメストルのテオルボによる演奏である。
組曲は7曲から構成されている。
第1曲のプレリュードはゆったりと始まるが、
トラヴェルソの素朴な響きはなんといってもいい。
途中からテンポが速くなり、軽快にトラヴェルソが旋律を奏し、
最初のゆったりとしたテンポの音楽と交互に奏されていく。
第2曲アルマンド「王家」は、優雅な感じの舞踏風の音楽。
フランスらしい華やかさのある音楽で、
トラヴェルソの奏でる旋律は軽快である。
第3曲ロンド「オルレアン公爵」は、
明るい軽快なトラヴェルソの奏でる旋律は舞踏的で、
他の楽器との絡み合いが聴いていて楽しいものである。
第4曲サラバンド「アルマニャック地方」は、
素朴でしみじみとした音楽で、味わいのある曲。
ヴィオラ・ダ・ガンバとテオルボの楽器の動きが心地よい。
第5曲ガヴォット「メドン」は、軽快な舞踏風の曲で、
ハープシコードも加わり華やかさが戻っていく。
第6曲メヌエット「ブリオーヌ伯爵」は優雅な曲で、
トラヴェルソの明暗をつけた旋律が交互に登場するところがいい。
中間部は物悲しい感じの旋律が続くが、再び最初の旋律が戻り優雅に終わる。
第7曲ジグ「たわむれ」は終曲らしく華麗で軽快な音楽である。
流れるように、そしてあっという間に終わる疾走感がいい。