Mars&Jupiter

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ヤコブ・アルカデルトの「おお、女のうちでいと美しい者よ」を聴きながら、西谷から二俣川まで歩く

2009-12-21 06:19:19 | 中世・ルネサンス音楽声楽曲・合唱曲編
昨日は西谷から二俣川まで歩きました。
途中聴いたのは、1505年頃生まれたアルカデルトの作品。
若い頃からイタリアに行き、1530年頃フィレンツェのメディチ家と関係を持った。
1537年からはヴェネツィアに移り、1540年からはローマにある
システィナ礼拝堂の聖歌隊員となって活動した。
その後、フランスに移りギーズ公シャルル・ド・ロレーヌの聖歌隊に入った。
また、フランス国王の宮廷とも関係を持ったようである。
今回聴いたCDはブルーノ・ターナー指揮、
プロ・カンティオーネ・アンティクヮの演奏によるものである。

「おお、女のうちでいと美しい者よ(O pulcherrima mulierum)」は、
1539年リヨンで出版された「5声、6声モテトゥス集」の
第4巻に収められた5声による作品である。
「聖なるマリアよ、わたしのために祈りたまえ」の歌詞が、
第5声部に使われるということである。
イタリア的な明るいトーンを漂わせてルネサンス的な曲である。
重なり合う声の作り出すハーモニーはとにかく美しい。
コメント
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