昨日は二俣川から西谷駅まで歩きました。
途中聴いたのは、1553年頃生まれたマレンツィオの作品。
再びテーマはしばらく中世・バロック音楽編に戻る。
ブレーシャで初期の教育を受けた彼の略歴は、
マントヴァやローマで過ごし、歌手として活躍した。
クリストフォロ・マドルッツォ枢機卿や、
ルイージ・デステ枢機卿の宮廷で仕え、
その後はフランスに移り、フェルディナンド・デ・メディチに仕え、
ローマに戻り、彼の残りの人生の大半はここで過ごすようになる。
「4声のマドリガーレ集第1巻」は、1585年に出版された作品である。
今回聴いたCDはロッサーナ・ベルティーニのソプラノ、
クラウディオ・カヴィーナのアルト、ジュゼッペ・マレットのテノール、
セルジオ・フォレスティのバス、リナルド・アレッサンドリーニ指揮、
コンツェルト・イタリアーノの演奏によるものである。
ここではその曲集の中から2曲をとりあげる。
「優雅な鳥のさえずり(Vezzosi augelli)」は、
タッソーの詩に基づく4声のマドリガーレである。
鳥のにぎやかなさえずりのようすが、
各声部のやりとりの中で表現されている感じである。
華やかで軽快な感じで始まり、
最後はしっとした感じでテンポをゆるめて終わる。
「西風がもどり(Zefiro torna)」は、
ペトラルカのソネットに基づく4声のマドリガーレである。
流れる風のように、軽快なテンポで歌われていく。
歌詞の中にあるペトラルカの情感にあわせて、
音楽はそれをうまく表現している感じが伝わる。
途中聴いたのは、1553年頃生まれたマレンツィオの作品。
再びテーマはしばらく中世・バロック音楽編に戻る。
ブレーシャで初期の教育を受けた彼の略歴は、
マントヴァやローマで過ごし、歌手として活躍した。
クリストフォロ・マドルッツォ枢機卿や、
ルイージ・デステ枢機卿の宮廷で仕え、
その後はフランスに移り、フェルディナンド・デ・メディチに仕え、
ローマに戻り、彼の残りの人生の大半はここで過ごすようになる。
「4声のマドリガーレ集第1巻」は、1585年に出版された作品である。
今回聴いたCDはロッサーナ・ベルティーニのソプラノ、
クラウディオ・カヴィーナのアルト、ジュゼッペ・マレットのテノール、
セルジオ・フォレスティのバス、リナルド・アレッサンドリーニ指揮、
コンツェルト・イタリアーノの演奏によるものである。
ここではその曲集の中から2曲をとりあげる。
「優雅な鳥のさえずり(Vezzosi augelli)」は、
タッソーの詩に基づく4声のマドリガーレである。
鳥のにぎやかなさえずりのようすが、
各声部のやりとりの中で表現されている感じである。
華やかで軽快な感じで始まり、
最後はしっとした感じでテンポをゆるめて終わる。
「西風がもどり(Zefiro torna)」は、
ペトラルカのソネットに基づく4声のマドリガーレである。
流れる風のように、軽快なテンポで歌われていく。
歌詞の中にあるペトラルカの情感にあわせて、
音楽はそれをうまく表現している感じが伝わる。