昨日は大掃除をし、忙しかったため、ウォーキングは休みました。
年末年始にかけては、中世・ルネッサンス音楽編は一時期お休みして、
ベートーヴェンの交響曲の様々な指揮者によるCDを紹介していきたい。
今回とりあげるのは交響曲第6番ヘ長調「田園」作品68。
今回聴いたCDはゲンナジー・ロジェストヴェンスキー指揮、
モスクワ放送交響楽団の演奏による1974年3月13日録音のものである。
作曲者・作品の解説についてはあまりにも有名な曲のため省略する。
第一楽章は、ゆったりとした感じで始まるが、
管楽器の音が録音のせいでなぜか貧弱に聞こえる。
躍動感のある弦楽器の音は悪くはなく、
牧歌的で、のどかな感じを伝えている。
第ニ楽章の弦楽器による流れるような演奏は小川を想起させる。
管楽器の間の旋律の模倣的なやりとりも軽快に展開され、
楽章の129小節後に登場するナイチンゲール、
うずら、カッコウの鳴き声も聴こえて平和な感じで終わる。
第三楽章は農民たちの踊るようすを
躍動感ある弦楽器の動きでうまく表現している。
それに引き続く第四楽章は、低弦により嵐の予感を思わせ、
ティンパニが雷鳴を、そして弦楽器が激しい風を描写する。
録音のせいかティンパニの音はかなり遠くに聴こえる感じがし、
やや迫力に物足りなさを感じるところではある。
第五楽章の冒頭クラリネットからホルンに旋律が引き継がれ、
弦楽器に主題が現れるが、解放感あるこの主題はいつ聴いてもいい。
金管楽器も華やかさに彩りを与え、
嵐の恐怖から解放された人々の歓喜を伝えてくれる。
最後は幸福感に満たされた明るい雰囲気の中で終わる。
年末年始にかけては、中世・ルネッサンス音楽編は一時期お休みして、
ベートーヴェンの交響曲の様々な指揮者によるCDを紹介していきたい。
今回とりあげるのは交響曲第6番ヘ長調「田園」作品68。
今回聴いたCDはゲンナジー・ロジェストヴェンスキー指揮、
モスクワ放送交響楽団の演奏による1974年3月13日録音のものである。
作曲者・作品の解説についてはあまりにも有名な曲のため省略する。
第一楽章は、ゆったりとした感じで始まるが、
管楽器の音が録音のせいでなぜか貧弱に聞こえる。
躍動感のある弦楽器の音は悪くはなく、
牧歌的で、のどかな感じを伝えている。
第ニ楽章の弦楽器による流れるような演奏は小川を想起させる。
管楽器の間の旋律の模倣的なやりとりも軽快に展開され、
楽章の129小節後に登場するナイチンゲール、
うずら、カッコウの鳴き声も聴こえて平和な感じで終わる。
第三楽章は農民たちの踊るようすを
躍動感ある弦楽器の動きでうまく表現している。
それに引き続く第四楽章は、低弦により嵐の予感を思わせ、
ティンパニが雷鳴を、そして弦楽器が激しい風を描写する。
録音のせいかティンパニの音はかなり遠くに聴こえる感じがし、
やや迫力に物足りなさを感じるところではある。
第五楽章の冒頭クラリネットからホルンに旋律が引き継がれ、
弦楽器に主題が現れるが、解放感あるこの主題はいつ聴いてもいい。
金管楽器も華やかさに彩りを与え、
嵐の恐怖から解放された人々の歓喜を伝えてくれる。
最後は幸福感に満たされた明るい雰囲気の中で終わる。