Mars&Jupiter

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ヨハン・シュターミッツのシンフォニア・パストラーレニ長調作品4の2を聴きながら三枚町から西谷まで歩く

2010-06-22 19:15:22 | 古典~現代音楽ドイツ編
今日は三枚町から西谷駅まで歩きました。
途中聴いたのは1717年チェコに生まれドイツで活躍した
ヨハン・シュターミッツの作品である。
彼の経歴については以前触れたので省略する。
シンフォニア・パストラーレ ニ長調作品4の2は、
1758年パリで出版された6つのシンフォニアの一つである。
チェコのクリスマス・キャロルから採られた主題が使われる作品である。
弦楽器と1本のフルート、2本のオーボエ、ホルンで演奏される。
今回聴いたCDは、クリストファー・ホグウッド指揮、
エンシェント室内管弦楽団の演奏による。

第一楽章プレストは、下降する音が弦楽器に現れ、
管楽器が加わると、華やさが加わる。
軽快なテンポで音楽が奏され、最後は優雅に終わる。
第二楽章アンダンティーノは、ゆったりとした楽章で、
弦楽器とハープシコード中心に音楽が奏でられる。
弦楽器同士で旋律を掛け合いながら、
パストラーレ風の音楽を優雅に展開していく。
第三楽章メヌエットとトリオは、ホルンが再び入り、
やや荒々しさも加わり、メヌエットが奏される。
トリオは木管楽器が活躍する短いもので、
冒頭の旋律がホルンとともに繰り返されて終わる。
第四楽章プレスティッシモは、軽快で明るい音楽で、
民謡風な素朴な旋律が木管楽器と弦楽器により奏される。
ホルンも加わり、最後華やかに、そして堂々とした感じで終わる。
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