昨日は仲町台から西谷駅まで歩きました。
仲町台から中山方面に歩き、鴨居の博多丸金ラーメンでお昼を食べる。
ちなみにここで食べたとんこつラーメンは、
こってりというよりあっさりとしている。
ここまでが25分くらいで、そこから今度は鶴見川沿いの歩道を歩き、
鴨居駅方面へ向かったが、この時吹く風が涼しくて心地よかった。
鴨居からは梅ノ木の交差点へと抜ける道を歩く。
この辺は竹山や自然の林があって歩くのにも楽しかった。
1時間5分ほどで西谷駅に着いたので、
仲町台から西谷までの所要時間はほぼ1時間半となる。
途中聴いたのはグスタフ・マーラーの作品で、
1884年から1888年にかけて作曲された交響曲第1番ニ長調である。
今回聴いたCDは、エーリッヒ・ラインスドルフ指揮、
ボストン交響楽団の演奏による。
高校時代高いワルター盤を買えずに買った廉価盤が、
このラインスドルフ盤であるが、今回聴き直してみたが、演奏はなかなかいい。
第1楽章「ゆっくりと、ひきずるように~常に非常に気楽に」は、
長めの序奏が付いたソナタ形式で書かれている。
弦楽器が長いイの持続音を弾く上で、
木管楽器が四度下降の特徴的な動機を奏でる。
このあたりの木管楽器の響きがとても素朴な感じで、
ホルンの吹奏は控えめな感じで、ラインスドルフ盤は悪くない。
そしてその四度下降の動機をもとにチェロが第一主題を朗々と奏する。
木管楽器と弦楽器の絡み合い方など自然な感じでいい。
そのあと転調してから現れる第二主題により盛り上がりをみせ、
静かになったところで、再び提示部が繰り返される。
この時代の録音だと、その提示部を省略するものもあるが、
楽譜の指示通り、ラインスドルフは提示部を繰り返し、展開部に入る。
展開部では、さまざまな動機が変形されていくが、
軽快なテンポの中、各楽器が歌うように奏して聴いていて心地いい。
再現部の前にあたる部分での盛り上がりもなかなかだ。
自然な音楽の流れに身をまかせ、最後まで一気に聴くことができる。
第2楽章「力強く動いて、ただ速すぎずに」は、三部形式である。
低音弦が繰り返すリズムに乗って、ヴァイオリンとヴィオラが
舞曲風の旋律を奏で、この旋律を中心に曲はテンポ良く展開する。
中間部のトリオは、甘美なワルツ風の旋律が弦と管楽器の間で現れる。
再び、低音弦が繰り返すリズムに乗って、ヴァイオリンとヴィオラが、
冒頭の旋律を奏で、金管楽器を中心に最後に盛りあがりをみせて終わる。
第3楽章「厳粛にそして荘重に、引きずらずに」は、三部形式である。
ティンパニが叩く四度の動機に乗って、哀愁漂う旋律が、
コントラバス、チェロ、チューバとカノン風に展開していく。
もう一つオーボエが奏する旋律も現れ、
この二つの旋律を中心に音楽が展開される。
中間部に現れる回想風の旋律も魅力的である。
再びティンパニが四度の動機叩き、少し速めのテンポの中、
二つの旋律が登場し、最後は静かな静寂に包まれていく。
それはまるで第4楽章の嵐のような音楽の到来を待つようでもある。
第4楽章「嵐のように動いて」は、弦と金管楽器によって、
冒頭から嵐のような荒々しい音楽が奏される。
この音楽のあと弦楽器と木管楽器によって力強い第一主題が現れる。
この主題を中心に情熱的に展開され、盛りあがりをみせたあと、
ヴァイオリンによって回想風で甘美な第二主題が現れる。
音楽はこの二つの主題を中心に、盛り上がりを見せる部分と、
静かになって回想風になる部分を繰り返し、
徐々にクライマックスへと向かっていく。
ラインスドルフ盤でもここではホルンなど金管楽器が活躍するが、
それぞれの奏者の演奏が素晴らしいし、木管奏者の演奏もいい。
この1960年代のボストン交響楽団の演奏レヴェルの高さを
示しているいい例なんだろうなあとも思ってしまう。
最後は情熱的に盛りあがりをみせ、力強く終わるが、
よくよく聴いてみるとラインスドルフ盤もなかなかである。
仲町台から中山方面に歩き、鴨居の博多丸金ラーメンでお昼を食べる。
ちなみにここで食べたとんこつラーメンは、
こってりというよりあっさりとしている。
ここまでが25分くらいで、そこから今度は鶴見川沿いの歩道を歩き、
鴨居駅方面へ向かったが、この時吹く風が涼しくて心地よかった。
鴨居からは梅ノ木の交差点へと抜ける道を歩く。
この辺は竹山や自然の林があって歩くのにも楽しかった。
1時間5分ほどで西谷駅に着いたので、
仲町台から西谷までの所要時間はほぼ1時間半となる。
途中聴いたのはグスタフ・マーラーの作品で、
1884年から1888年にかけて作曲された交響曲第1番ニ長調である。
今回聴いたCDは、エーリッヒ・ラインスドルフ指揮、
ボストン交響楽団の演奏による。
高校時代高いワルター盤を買えずに買った廉価盤が、
このラインスドルフ盤であるが、今回聴き直してみたが、演奏はなかなかいい。
第1楽章「ゆっくりと、ひきずるように~常に非常に気楽に」は、
長めの序奏が付いたソナタ形式で書かれている。
弦楽器が長いイの持続音を弾く上で、
木管楽器が四度下降の特徴的な動機を奏でる。
このあたりの木管楽器の響きがとても素朴な感じで、
ホルンの吹奏は控えめな感じで、ラインスドルフ盤は悪くない。
そしてその四度下降の動機をもとにチェロが第一主題を朗々と奏する。
木管楽器と弦楽器の絡み合い方など自然な感じでいい。
そのあと転調してから現れる第二主題により盛り上がりをみせ、
静かになったところで、再び提示部が繰り返される。
この時代の録音だと、その提示部を省略するものもあるが、
楽譜の指示通り、ラインスドルフは提示部を繰り返し、展開部に入る。
展開部では、さまざまな動機が変形されていくが、
軽快なテンポの中、各楽器が歌うように奏して聴いていて心地いい。
再現部の前にあたる部分での盛り上がりもなかなかだ。
自然な音楽の流れに身をまかせ、最後まで一気に聴くことができる。
第2楽章「力強く動いて、ただ速すぎずに」は、三部形式である。
低音弦が繰り返すリズムに乗って、ヴァイオリンとヴィオラが
舞曲風の旋律を奏で、この旋律を中心に曲はテンポ良く展開する。
中間部のトリオは、甘美なワルツ風の旋律が弦と管楽器の間で現れる。
再び、低音弦が繰り返すリズムに乗って、ヴァイオリンとヴィオラが、
冒頭の旋律を奏で、金管楽器を中心に最後に盛りあがりをみせて終わる。
第3楽章「厳粛にそして荘重に、引きずらずに」は、三部形式である。
ティンパニが叩く四度の動機に乗って、哀愁漂う旋律が、
コントラバス、チェロ、チューバとカノン風に展開していく。
もう一つオーボエが奏する旋律も現れ、
この二つの旋律を中心に音楽が展開される。
中間部に現れる回想風の旋律も魅力的である。
再びティンパニが四度の動機叩き、少し速めのテンポの中、
二つの旋律が登場し、最後は静かな静寂に包まれていく。
それはまるで第4楽章の嵐のような音楽の到来を待つようでもある。
第4楽章「嵐のように動いて」は、弦と金管楽器によって、
冒頭から嵐のような荒々しい音楽が奏される。
この音楽のあと弦楽器と木管楽器によって力強い第一主題が現れる。
この主題を中心に情熱的に展開され、盛りあがりをみせたあと、
ヴァイオリンによって回想風で甘美な第二主題が現れる。
音楽はこの二つの主題を中心に、盛り上がりを見せる部分と、
静かになって回想風になる部分を繰り返し、
徐々にクライマックスへと向かっていく。
ラインスドルフ盤でもここではホルンなど金管楽器が活躍するが、
それぞれの奏者の演奏が素晴らしいし、木管奏者の演奏もいい。
この1960年代のボストン交響楽団の演奏レヴェルの高さを
示しているいい例なんだろうなあとも思ってしまう。
最後は情熱的に盛りあがりをみせ、力強く終わるが、
よくよく聴いてみるとラインスドルフ盤もなかなかである。