Mars&Jupiter

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ネーメ・ヤルヴィの交響的前奏曲を聴きながら、二俣川から鶴ヶ峰まで歩く

2010-06-17 06:18:12 | グスタフ・マーラーとアルマ・マーラー
昨日は二俣川から鶴ヶ峰まで歩きました。
途中聴いたのはマーラーの交響曲第6番のヤルヴィ盤に
収められている交響的前奏曲という作品である。
マーラーの作品の紹介は残すところ交響曲第7番のみなのだが、
ここで偽作の可能性の高い、交響的前奏曲をとりあげてみる。
今回聴いたCDは、ネーメ・ヤルヴィ指揮、
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団によるものである。

アルブレヒト・グエルシンクがオーケストレーションを手がけ、
現在聴くことのできるこの交響的前奏曲は、
マーラーの習作ではないかという説と
ブルックナーの作品ではないかという説があるようだ。
実際に聴いてみるとこれまたどちらともいいがたい。
最初の始まりはマーラーっぽいところもあるのだが、
主題を聴くとブルックナー的でもあるし、
しかしこれは管弦楽化をしたグエルシンクが、
マーラー風にしたということも考えられる。
主題が繰り返されながら、最後も盛り上がったまま終わるのだが、
この曲はマーラーの習作といえるかというと主題からして
そうではないような気がするのである。
コメント
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