Mars&Jupiter

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ルイ・シュポーアの「ファウスト」序曲作品60を聴きながら、二俣川から希望が丘まで歩く

2010-06-29 05:24:42 | 古典~現代音楽ドイツ編
昨日は二俣川から希望が丘まで往復して歩きました。
途中聴いたのは1784年ドイツ生まれの作曲家シュポーアの作品である。
彼の経歴については以前触れたので省略する。
「ファウスト」序曲作品60は1813年に作曲された。
初演はウェーバーの指揮により、プラハで1816年9月1日行われたようだ。
今回聴いたCDは、ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー指揮、
モスクワ音楽院交響楽団の演奏による。

序曲は、4分足らずの作品である。
弦楽器中心に始まる堂々とした主題が奏され、
金管楽器が加わり、華やかさが加わる。
弦楽器を中心に木管楽器も加わり、ロマンティックな旋律が奏される。
ワグナーの初期の作品を感じさせるような音楽で、
序曲のあと続くドラマティックな展開を感じさせる。
金管楽器が鳴り響くところはブルックナーを少し感じさせる。
情熱的な盛り上がりをみせて最後は堂々と終わる。
シュポーアというとどうしても室内楽曲のイメージがあるが、
管弦楽曲もなかなかのようで、交響曲も買って聴いてみたいものである。
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