Mars&Jupiter

おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

アドリアン・ヴィラールトの「神の子羊(アニュス・デイ)」を聴きながら、横浜から和田町まで歩く

2011-11-11 05:56:23 | 中世・ルネサンス音楽声楽曲・合唱曲編
昨日は、横浜から和田町駅まで歩きました。
途中聴いたのは、1490年頃に生まれたフランドルの作曲家
アドリアン・ヴィラールトの声楽曲。
「神の子羊(アニュス・デイ)」の作曲年代は不詳である。
ミサ「スペル・ベネディクタ・エス」の中からの1曲で、
「ア・ラ・ミ・レの写本」の中に含まれているようだ。
聴いたCDはカピラ・フラメンカの演奏。
神の子羊、世界の罪を除きたもう主よ、われらを哀れみたまえ。
神の子羊、世界の罪を除きたもう主よ、われらに平安を与えたまえ。
という内容の短い歌詞を繰り返し歌いながら、
何層にも絡みあっていくそのハーモニーは美しく、
最後はその平安を思わせるようにおだやかに終わる。
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アントワーヌ・ブリュメルの「タンデルナック」を聴きながら、鶴ヶ峰から二俣川まで歩く

2011-11-10 03:52:33 | 中世・ルネサンス音楽器楽曲・合奏曲編
昨日は、鶴ヶ峰駅から二俣川まで歩きました。
途中聴いたのは、1460年頃に生まれたアントワーヌ・ブリュメルの器楽曲。
フランスやフランドル中心に活躍したブリュメルは、
1498年から1500年の間ノートルダム大聖堂の少年聖歌隊長を務め、
1506年から1510年の間はフェラーラ公宮廷礼拝堂楽長を務めた。
ミサ曲の作曲家として知られているが、シャンソンや器楽曲も残している。
「タンデルナック」の作曲年代は不詳である。
聴いたCDはニコラス・アーノンクール指揮、
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクスの演奏。
ガイデとブロックフレーテとトロンボーンで奏される旋律に、
テノールとバスのフィーデル(フィドル)が、
リズミカル絡んでいく、軽快な短い音楽である。
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ルートヴィヒ・ゼンフルの「生まれ、苦しみ、死んで(Nasci,pati,mori)」を聴く

2011-11-09 05:04:20 | 中世・ルネサンス音楽器楽曲・合奏曲編
昨日も一日忙しく、ウォーキングを休みました。
昨日聴いたのは、1486年頃に生まれたルートヴィヒ・ゼンフルの器楽曲。
「生まれ、苦しみ、死んで(Nasci,pati,mori)」の作曲年代は不詳である。
聴いたCDはニコラス・アーノンクール指揮、
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクスの演奏。
弦楽器とブロックフレーテとトロンボーンで展開される。
トロンボーンの歌うような旋律にこれらの楽器が、
ポリフォニックに絡んでいく明快な作品である。
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ヤコブ・オブレヒトの「うまくゆかない(Vavilment)」を聴く

2011-11-08 05:24:04 | 中世・ルネサンス音楽器楽曲・合奏曲編
昨日はウォーキングを休みました。
今回とりあげるのは、1450年頃に生まれたヤコブ・オブレヒトの器楽曲。
フランドルでカンブレーなどの楽長職を務め、
1503年皇帝マクシミリアンに仕えた作曲家である。
「うまくゆかない(Vavilment)」の作曲された年は不詳である。
聴いたCDはニコラス・アーノンクール指揮、
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクスの演奏。
シャンソンの旋律をもとに弦楽器とブロックフレーテと
トロンボーンで展開される軽快で明るい小品である。
なぜ「うまくゆかない」というタイトルかはしらないが、
私の方も時間に負われて仕事がうまくいかないんだよなあ。
じっくり音楽を聴く暇がほしいものである。
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クラウディオ・モンテヴェルディの「君は僕のものだった」を聴きながら二俣川から鶴ヶ峰まで歩く

2011-11-07 05:30:54 | 中世・ルネサンス音楽声楽曲・合唱曲編
昨日は、二俣川から鶴ヶ峰駅まで歩きました。
途中聴いたのは、1567年生まれのモンテヴェルディの声楽曲。
「君は僕のものだった(Eri gia tutta mia)」は1632年に出版された。
音楽のたわむれ(諧謔)第2巻におさめられている。
聴いたCDはサンドリーヌ・ピオのソプラノ、
ウィリアム・クリスティ指揮、
レ・ザール・フロリアンの演奏によるもの。
鍵盤楽器の伴奏に乗り軽やかにソプラノが歌うアリアである。
かつてあなたは僕のすべてだったと歌い、
それが終わったせつなさを歌う短い作品で、あっという間に終わる。
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