た・たむ!

言の葉探しに野に出かけたら
         空のあお葉を牛が食む食む

迎春の構え

2005年12月31日 | essay
新年が来るにはここはひとつ袖をまくって迎えてやろう。

百万光年の彼方にある

ある美しいけじめの話でもして

あるいはその話を語り尽くして

飽いたかのようにただ沈黙して

  それはそれでもそう、構うまい!───

新年が来るにはここはひとつ

吾を奮発して迎えてやろう。







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