た・たむ!

言の葉探しに野に出かけたら
         空のあお葉を牛が食む食む

爽快な日はちょっとだけ漢文調に  『開田』

2018年11月13日 | 写真とことば

 

電車とバスを乗り継ぎ、開田高原を歩く。

 

空には雲一つなく、薄は金色に輝き

 

日は背を温め、風が涼しく頬を撫でる。

 

旅籠に入りとうじ蕎麦を頼むと、

 

小鉢が三種。湯気を被りつつ酒に親しむ。

 

店を出て坂道を上り、草原に寝ころび

 

御岳を眺めれば、いつしか目蓋も閉じる。

 

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