peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

奥州市水沢区のジャコウアオイ(麝香葵)

2006年07月10日 | Weblog


7/1(土)、奥州市水沢区にある奥州市立埋蔵文化財調査センターに行ったとき、庭に「ジャコウアオイ(麝香葵)」の花が咲いていました。





ジャコウアオイ(麝香葵)アオイ科 ゼニアオイ属 Malva moschata
ヨーロッパ中部~南部原産の多年草で、高さは40~50cmになる。茎には粗い毛があり、根生葉は円形で浅い切れ込みがある。茎につく葉は互生し、細かく切れ込む。

 7~8月、直径5cmほどの白色または淡紅色の5弁花を開く。花弁の先端はへこんでいる。

 和名は、花にかすかにジャコウ(麝香)のような香りがあることによる。

一関市東山町のハクチョウゲ(白丁花)

2006年07月10日 | Weblog


6/22(木)、一関市東山町長坂字里前にある「大清水(おおすず)」という所に行ったとき、すぐそばの民家の庭に「ハクチョウゲ(白丁花)」の花が咲いていました。




ハクチョウゲ(白丁花)アカネ科 ハクチョウゲ属 Serissa japonica
沖縄に自生する高さ50~100cmになる常緑小低木。刈り込みに強いので、昔から生垣や庭木としてよく植えられている。よく枝分かれし、葉はほぼ無柄で対生し、長さ1~2cmほどで、やや厚みがある楕円形。

 5~7月ごろ、葉の腋から出た短い枝先に、長さ1~1.5cmで漏斗形の白色または淡紅紫色を帯びる花を1~2個開く。八重咲きの「ヤエハクチョウゲ(八重白丁花)」、二重咲きの「フタエザキハクチョウゲ(二重咲き白丁花)」、葉の縁に白い斑が入った「フイリハクチョウゲ(斑入り白丁花)」、葉が密に生える「ダンチョウゲ」など園芸品種が多い。分布:沖縄、台湾、中国、インドネシア、タイ

 なお、本州(三重、和歌山、奈良、兵庫)や四国(高知)には、良く似た「シチョウゲ(紫丁花)」が生えており、全体的にやや小さく、花は紫色で8月ごろ開く。