peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市東山町のキミガヨラン(君が代蘭)

2006年07月15日 | Weblog


7/12(水)、一関市東山町長坂の住宅団地の中にある道路わきの空き地に「キミガヨラン(君が代蘭)」が花を咲かせていました。狭い庭では困ってしまうような植物ですが、このような場所だともっと群植しても良いと思いました。





キミガヨラン(君が代蘭)リュウゼツラン科 ユッカ属 Yucca recurvifolia
北アメリカ南部~中央部原産の常緑低木。種類は多いが、総称して属名そのままの「ユッカ」とか「ユッカラン」とも呼ばれることが多く、雄大な花穂(かすい)が見栄えするので、観賞用に庭や公園に植えられる。

 高さは2mぐらいになり、「アツバキミガヨラン(厚葉君が代蘭)」より少し小形。葉は長さ50~90cmで、アツバキミガヨランよりやや細長く、外側の葉の先が垂れ、ややねじれるのが特徴。

 葉の間から長さ1mほどの花茎が伸び、鐘形の花を下向きに多数つける。花はアツバキミガヨランよりやや小さく直径4~7cmほどで、白地に淡い紫色のすじが入る。花期は初夏(5~7月ごろ)と秋(10~11月ごろ)の2回。

一関市東山町のコウゾ(楮)

2006年07月15日 | Weblog


7/12(水)、主要地方道一関市・大東線(今泉街道)の東山町長坂字東本町地内の道路わきに生えている「コウゾ(楮)」が橙黄色の実をつけていました。甘くておいしいという人もいます。




コウゾ(楮)クワ科 コウゾ属 broussonetia kazinoki
各地の山野に自生する落葉低木で、高さ2~5mになる。樹皮を和紙や織物の原料にするため古くから栽培されてきたため、栽培品種も多いが、現在では野生化しているものも多い。自生のものを「ヒメコウゾ」と呼ぶこともある。

 葉は有柄で互生し、長さ5~15cmの卵形~広卵形。若木の葉は2~5つに切れ込むことが多い。

 花期は4~5月。雌雄同株。雄花は新しい枝の基部につき、白い葯が目立つ。(雄花序は腋生し、多数の雄花が集まる。)雌花は葉のつけ根につき、ふわふわした赤い糸状の花柱が目立つ。

 果実は集合果で6月頃に赤く熟し食べられる。分布:本州、四国、九州、沖縄、朝鮮、中国、台湾