peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市蘭梅山のビロードモウズイカ(天鵞絨毛蕊花)

2006年07月24日 | Weblog


7/18(火)、一関市「蘭梅山いこいの森公園」の国道4号線側入口のこんな所に「ビロードモウズイカ(天鵞絨毛蕊花)」が花を咲かせていました。



ビロードモウズイカ(天鵞絨毛蕊花)ゴマノハグサ科 モウズイカ属 Verbascum thapsus
ヨーロッパ地中海沿岸原産の2年草で、高さは1~2mになる。北海道を中心に日本各地に分布しており、川原や荒地、線路わきなどで良く見られる。

 葉や茎など全体的にビロード状の灰白色の毛でおおわれ、雄しべの花糸にも白い毛が多いこと(「毛蕊(もうずい)」)からこの名がある。葉は茎の上部で小さく、下部に近づくにつれて大きくなる。一番大きい葉は、長さが30cmほどの倒披針形で花の頃にも残る。葉は細長く先が尖る。

 7~9月、茎の上部に直径2~2.5cmの黄色い花を密につける。花の先は5つに切れ込んでいる。雄しべは5本で、その内の3本は長い毛が多い。花後の果は球形でびっしりとつく。