peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

クロフネツツジ(黒船躑躅)

2009年04月04日 | Weblog
一関市「カフェもりそん」のクロフネツツジ(黒船躑躅)
 2009年3月29日




2009年3月29日(日)、一関市宮下町にあるカフェもりそん
(CAFE MORRISON)という喫茶店の入口にクロフネツツジ
(黒船躑躅)
と思われる鉢植えのツツジが
置かれていました。
このお店では、ジンガリのスピーカーでジャズを聞か
せてくれるようです。
[http://exp.bakufu.org/exp061_diary09.htm 徒然雑記
・散歩その9]






クロフネツツジ(黒船躑躅)ツツジ科 ツツジ属
Rhododendron schlippenbachii
朝鮮半島から中国東北部、ロシア極東部に自生
する。同じ地域に分布するチンダルレ(カラム
ラサキツツジ)に形が似るが、本種の葉には毒
性があるという。
日本へは江戸時代初期(寛文8年1668)に朝鮮
半島から渡来したとされ、公園や庭園などによ
く植えられている。大輪の花を咲かせ「ツツジ
の女王」と呼ばれることもある。黒船に乗って
やってきたというこからこの名があるとのこと。
別名:カラツツジ(唐躑躅)、英名:Royal azalea。
種小名「schlipenbachi」は、発見者であるシュ
リッペンバッハ男爵に因む。
高さは3~5m。葉は枝先に5個ずつ輪生状につ
き、長さ5~8㎝の倒卵形。
4~5月、枝先の混芽から葉と同時に淡桃色に赤
色の斑点がある花を1~3個開く。花冠は直径5~
7㎝の広い漏斗形で、芳香がある。雄しべは10個
あり、そのうち5個が長い。花柱と子房には腺毛
がある。
なお、寒さには強いが、高温多湿には弱いとの
こと。

韓国では「チョルチュク」と呼ばれ、江原道、
光州広域市、議政府市など多くの自治体でその
自治体を象徴する花として制定されている。

下記のWebサイトには、素晴らしい画像が掲載
されています。
http://ww.ffpri-hkd.afrc.go.jp/scenery/2003/kurofunetsutsuji/index.html

http:/blgs.yahoo.co.jp/h7a2n3a7h2a3na/3643958.html
[「いとしきものたちーいつかのための鎮魂歌」]