奥州市水沢区「埋蔵文化財調査センター」の桜
2009年4月19日
2009年4月19日(日)、財団法人・奥州市文化振興財団
奥州市埋蔵文化財調査センター(奥州市水沢区佐倉河字
九蔵田96-1)主催の所長日曜講座”「奥州後三年記」を考える”
(4月から9月まで月1回・全6回)に出席しました。
九州旅行に出かけた間に見ごろを迎えた一関の桜は
ほぼ終わりでしたが、水沢区の埋蔵文化財調査センター
の桜は満開でした。
「奥州後三年記」は、平安後期に奥州藤原氏が台頭する
契機になった書物で、作者や成立の背景の多くが分かっ
ていない。
この日、講師の伊藤博幸所長は後三年合戦について、
「(奥州藤原氏初代の)清衡は京で(前九年役について
書いた)陸奥話記を読み、源氏を礼賛し安倍氏を横暴な存在
としておとしめた内容に衝撃を受けただろう」とし、「
奥六郡の主だった安倍氏を復権し、清衡自身の支配の正
当性も訴えようと決意したのでは」と説明。「源氏史観」
批判と統治の正当性を裏付ける意図で作成したとの見解
を示しました。(予約申し込みした約100人が聴講)。
奥州市埋蔵文化財調査センターの東側にある駐車場の所に「染井吉野」とは違うように見える桜が花を沢山咲かせていました。
2009年4月19日
2009年4月19日(日)、財団法人・奥州市文化振興財団
奥州市埋蔵文化財調査センター(奥州市水沢区佐倉河字
九蔵田96-1)主催の所長日曜講座”「奥州後三年記」を考える”
(4月から9月まで月1回・全6回)に出席しました。
九州旅行に出かけた間に見ごろを迎えた一関の桜は
ほぼ終わりでしたが、水沢区の埋蔵文化財調査センター
の桜は満開でした。
「奥州後三年記」は、平安後期に奥州藤原氏が台頭する
契機になった書物で、作者や成立の背景の多くが分かっ
ていない。
この日、講師の伊藤博幸所長は後三年合戦について、
「(奥州藤原氏初代の)清衡は京で(前九年役について
書いた)陸奥話記を読み、源氏を礼賛し安倍氏を横暴な存在
としておとしめた内容に衝撃を受けただろう」とし、「
奥六郡の主だった安倍氏を復権し、清衡自身の支配の正
当性も訴えようと決意したのでは」と説明。「源氏史観」
批判と統治の正当性を裏付ける意図で作成したとの見解
を示しました。(予約申し込みした約100人が聴講)。
奥州市埋蔵文化財調査センターの東側にある駐車場の所に「染井吉野」とは違うように見える桜が花を沢山咲かせていました。