peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

ムスカリ(Muscari)/ムスカリ・アルメニアクム

2009年04月13日 | Weblog
ムスカリ(Muscari)/ムスカリ・アルメニアクム
 2009年4月8日





2009年4月8日(水)、一関市東山町長坂にある唐梅舘公園
に行きました。ムスカリ・アルメニアクムと思われる
球根植物が青紫色の花を咲かせていました。





ムスカリ/ムスカリ・アルメニアクムユリ科 ムスカリ属
ムスカリ属Muscariは、地中海沿岸地方~西南アジア
に30種ほど分布する。ヒアシンス属より小型で、花は
壺形か倒卵形で花筒が喉まで広く開かない。
別名:グレープヒヤシンス。
ムスカリ Muscari spp.は、秋植え、春咲きの
耐寒性の多年草(球根植物)。秋に球根を植えると、
冬の間に幅の狭い多肉質の葉が長く伸びて地面に広
がる。花茎は10~20㎝、無葉で直立し、頂部に青、
白、黄緑、まれに黄、褐色の花を密な総状または穂
状花序をつける。下部が稔性花で上部に無性花、ま
たは稔性花のみ、無性花のみの種、麝香の匂いのあ
る種から微香の程度までの種がある。

総状花序をつけるルリムスカリM.botryoides、
アルメニアクムM.armeniacum
の青紫、白花は
花壇によく栽培される。花は壺形で下向きに咲き、
口の部分には白い縁取りがある。
園芸品種にブルースパイク cv.Blue Spikeがある。
花期:3月~5月。
ムスカリ・コモスム’プルモスム’M.comonsum cv.Plumosum、
「ハネムスカリ」の和名があり、複総状花序に
花が細かく切れ込んだ羽毛状の藤桃色の無性花
をつける。
[栽培]繁殖は母球の周囲につく小球からの養成か
種子。排水、日当たりのよい所が適する。

ムスカリ/ルリムスカリ

2009年04月13日 | Weblog
一関市青葉町のルリムスカリ 
」2008年4月16日





2008年4月16日(水)、一関市青葉町の民家の庭(道路際)に植えられた
「ルリムスカリ」が花を咲かせていました。





一関市街地のルリムスカリ 2006年4月23日



一関市田村町にある市立図書館に時々行くので、地主町と田村町、大手
町の間にある「水天宮通り」を歩くことがあります。2006年4/23(日)に
歩いたとき、道路際に植えられた「ルリムスカリ」が咲いていました。





ルリムスカリユリ科 ムスカリ属
Muscari botryoides
ヨーロッパ中部~西アジア原産の小形の多年草(球根植物)。地中海沿
岸を中心に約50~60種が自生しているとされ、属名はギリシャ語の「麝
香(じゃこう)」を意味する言葉から。鱗茎をもち、幅が狭く少し多肉
質の葉を根出し、花茎が直立する。(秋に球根を植えると、冬の間に細
いひものような葉が長く伸びて地面に広がる。)

花茎は高さ10~30cmになり、上部にルリ色(青紫~青色)の小さな壺形
または倒卵形の花が多数連なって下向きにつく。花穂は長さ15cmほどで、
ルリ色の小さな花がびっしりと付いて、ブドウの房のようになる。

1個の花は直径2~3mm程度で、口の部分には白いふちどりがある。広く開
かず、下向きで先端が少し反る。花期は3~4月。
 
花色は、白色や黄緑、黄、褐色の品種もあるが、ふつう「ムスカリ」と
いえば、この「ルリムスカリ」を指す。

仲間にはハネムスカリ(ムスカリ・コモスム「プルモシム」)M.comosum
var.Plumosumがあり、花が細かく切れ込んで、羽毛状になっているのが
特徴。