peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

ホトケノザ(仏の座) 2009年4月8日

2009年04月11日 | Weblog
一関市東山町「唐梅舘公園」のホトケノザ(仏の座)
 2009年4月8日








2009年4月8日(水)、一関市東山町長坂の唐梅舘公園
昨年チューリップが植えられていた花壇で、ホトケノザ(仏の座)
が沢山花を咲かせていました。もうすぐ「雑草」
として全部根こそぎ取り除かれてしまうのでは
ないかと思います。










ホトケノザ(仏の座)シソ科 オドリコソウ属
Lamium amplexicaule
畑や道ばたに生える越年草(2年草)。柄のない葉が
対生し、茎を丸く取り囲んでいるのを仏の座る蓮座に
見立ててこの名がつけられたという。葉が段々になっ
てつくことからサンガイグサ(三階草)とも呼ばれる。

茎は細く基部で枝分かれし、高さ10~30㎝になる。
下部の葉には長い柄があり、上部のものには柄がない。
葉は半円形の扇状で長さ幅ともに1~2.5㎝、縁には
鈍鋸歯がある。

3~6月、上部の葉の腋に紅紫色の細長い唇弁花を数
個ずつ輪生する。花冠には細長い筒があり長さ1.7~
2㎝、下唇は3裂する。萼は長さ5㎜内外で毛が多く、
先端は5裂する。やや小さくて色が濃く、つぼにのよう
に見えるのは閉鎖花で、よく見られる。

春の七草の「ホトケノザ」は本種ではなく、キク科
コオニタビラコである。
分布:本州、四国、九州、沖縄、東アジア、ヨーロ
ッパ、北アフリカに広く分布する。

ホトケノザ(仏の座)

2009年04月11日 | Weblog
一関市東山町長坂のホトケノザ(仏の座)
2008年4月7日






2008年4月7日(月)、一関市東山町長坂字東本町
に属する猿沢川の東側を歩いてみました。数年前
猿沢川が氾濫して、辺り一面水に浸かった所です
が、堤防も改修されてきれいになっていました。
農道の土手に生えた数株のホトケノザ(仏の座)
が花を咲かせていました。





初冬に咲いたホトケノザ(仏の座) 2005年12月8日


2005年11月22日、東山郵便局(一関市東山町長坂)
の隣にある田圃の土手にホトケノザ(仏の座)
の花が咲いていました。暖かい日が続いたので咲き
出したのでしょうが、普通は3~6月頃に咲く花です。
ホトケノザ(仏の座)シソ科 オドリコソウ属
 Lamium amplexicaule
畑や道ばたに普通に見られる2年草。高さ10~30cm
ほどの直立した茎に丸めの葉が対生する。葉は長さ
1~2cmの扇状。3~6月、葉腋に長さ約2cm弱の紅紫
色の細長い唇形花が数個ずつ輪生する。やや小さく
て色が濃く、つぼみのように見えるのは閉鎖花。

柄のない葉が対生し、茎を丸く取り囲んでいるの
を仏の座る蓮座に見立ててこの名があるという。
葉が段々になってつくことからサンガイグサ
(三階草)
とも呼ばれる。分布:本州~沖縄

「春の七草」でいう「ホトケノザ」は本種ではなく、
キク科の越年草「コオニタビラコ」(別名「タビラ
コ」)とのこと。タンポポに似た小形の野草で、
根生葉はロゼット状。花茎は高さ10cmほどになり、
3~5月に黄色の頭花をつける。