北上市国見山のウスバサイシン(薄葉細辛)
またはオクエゾサイシン(奥蝦夷細辛) 2009年4月24日
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北上市の極楽寺の裏側にある国見山(244.6m)には、極楽寺を抜けて西行法師句碑─胎内くぐり─国見山大悲閣展望台─平和観音の順に進みますが、極楽寺裏山道登り口を通れば約半分の距離で到着します。国見山頂上から平和観音を通って珊瑚岳(259.5m)に行く場合、下から登ってきたこの道と出会います。
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2009年4月24日(金)、この日はエイザンスミレ(叡山菫)を見に行ったのですが、
その後、この分岐点から600mの所にある珊瑚岳(標高259.5m)まで行ってきました。
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上:平和観音の方から来た道との分岐点
山道のすぐそばにウスバサイシン(薄葉細辛)と思われる
植物が、暗褐色を帯びた花を咲かせていました。
もしかしたら、オクエゾサイシン(奥蝦夷細辛)かもしれません。
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ウスバサイシン(薄葉細辛)ウマノスズクサ科 ウスバサイシン属
Asiasarum sieboldii
山地のやや湿った林床に生える多年草。和名は薄葉細辛。
根を漢方で細辛(さいしん)と呼び、鎮痛、鎮咳(ちんがい)、
去痰(きょたん)に用いたとのこと。ヒメギフチョウの食草と
して知られる。
茎は地面を這って、先端に長い葉柄のある葉を2枚対生状に出
す。葉柄は暗紫色。葉は卵心形で薄く長さ5~8㎝。先は急に尖り、
基部は深いハート(心)形で、表面は艶がない。
花期は3~5月。花は直径1~1.5㎝で、2個の葉柄の基部に1個つ
ける。萼は広い鐘形。萼片の上部は水平に広がり、その先端が
キュッと上向きに曲がっているのが特徴。先端は3裂し、三角状
広卵形で、縁だけ外側に反り返る。フタバアオイと違って、3個
の萼片の下部は完全にくっついている。
分布:本州、四国、九州(北部)。
オクエゾサイシン(奥蝦夷細辛) A.heterotropoidesは
ウスバサイシンと似ているが、葉はあまり尖らず、
萼片にキュッと曲がった部分がない。
北海道と東北地方に分布するとのこと。
またはオクエゾサイシン(奥蝦夷細辛) 2009年4月24日
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北上市の極楽寺の裏側にある国見山(244.6m)には、極楽寺を抜けて西行法師句碑─胎内くぐり─国見山大悲閣展望台─平和観音の順に進みますが、極楽寺裏山道登り口を通れば約半分の距離で到着します。国見山頂上から平和観音を通って珊瑚岳(259.5m)に行く場合、下から登ってきたこの道と出会います。
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2009年4月24日(金)、この日はエイザンスミレ(叡山菫)を見に行ったのですが、
その後、この分岐点から600mの所にある珊瑚岳(標高259.5m)まで行ってきました。
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上:平和観音の方から来た道との分岐点
山道のすぐそばにウスバサイシン(薄葉細辛)と思われる
植物が、暗褐色を帯びた花を咲かせていました。
もしかしたら、オクエゾサイシン(奥蝦夷細辛)かもしれません。
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ウスバサイシン(薄葉細辛)ウマノスズクサ科 ウスバサイシン属
Asiasarum sieboldii
山地のやや湿った林床に生える多年草。和名は薄葉細辛。
根を漢方で細辛(さいしん)と呼び、鎮痛、鎮咳(ちんがい)、
去痰(きょたん)に用いたとのこと。ヒメギフチョウの食草と
して知られる。
茎は地面を這って、先端に長い葉柄のある葉を2枚対生状に出
す。葉柄は暗紫色。葉は卵心形で薄く長さ5~8㎝。先は急に尖り、
基部は深いハート(心)形で、表面は艶がない。
花期は3~5月。花は直径1~1.5㎝で、2個の葉柄の基部に1個つ
ける。萼は広い鐘形。萼片の上部は水平に広がり、その先端が
キュッと上向きに曲がっているのが特徴。先端は3裂し、三角状
広卵形で、縁だけ外側に反り返る。フタバアオイと違って、3個
の萼片の下部は完全にくっついている。
分布:本州、四国、九州(北部)。
オクエゾサイシン(奥蝦夷細辛) A.heterotropoidesは
ウスバサイシンと似ているが、葉はあまり尖らず、
萼片にキュッと曲がった部分がない。
北海道と東北地方に分布するとのこと。