2010年3月12日(金)、奥州市水沢区横町のメイプル4Fで岩手蘭友会主催の第23回岩手洋らん展が開催されたが、そこに展示されていた「デンドロビウム・スカブリリンゲ」。名札には、「スカブリリングェ」と書かれていた。
デンドロビウム・スカブリリンゲ ラン科 デンドロビウム属 Dendrobium scabrilingue
インドからタイに広く分布。茎は長さ約30cm、径1~1.5cmで先が太い。葉は舌状で互生し、長さ約10cm、幅2cm。花は平開し、径約3.5cm、葉のある茎の節部から2花ずつ生じ、強い芳香をもち、象牙白色。唇弁は3裂し、中裂片は黄色で、側裂片は赤みがかる。萼片は三角形、花弁は披針形。唇弁は3裂し前方に突き出す。開花期は春。[以上、山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・蘭ラン」より]