peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市千厩町の白梅(ウメ)

2010年04月08日 | 植物図鑑

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(上)一関市役所千厩支所(裏側)、(下)一関市役所千厩支所(表側)

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2010年4月8日(木)、一関市役所千厩支所(千厩町千厩字北方171)の裏側の畑の土手に生えている梅の木(白梅)が、今を盛りと花を咲かせていました。早咲きの白梅(ウメ)と比べると1カ月ほども遅い満開です。

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ウメ(白梅) バラ科 サクラ属 Prunus mume

落葉高木。清楚に気品高く、一輪一輪くっきりと輪郭をきわ立たせて咲く、早春の代名詞ともいえる花。香りや、屈曲する幹から真っ直ぐに伸びる若枝の姿も見どころとなる。花期は2~3月。葉よりも早く、前年の春に伸びた緑色の若枝に、花径2.5cmの5弁または八重の花を1~3個ずつつける。花色は本来は白だが、紅、淡紅もある。6月には直径2~3cmの、ほぼ球形の果実が黄色に熟す。樹高は5~10m、幹は直径60cmにもなる。中国から渡来したのは古く、万葉のころから観賞用として植栽されていた。江戸期には果樹としても広範囲に普及し、観賞用、果樹用も含め、多くの園芸品種が作られた。これらの品種群は、本来の野生種に近い形質が残っている野梅性、アンズとの雑種と考えられる豊後性、それよりもアンズに近い性質の杏性、花の紅白に関係なく幹や枝の芯が紅色を帯びる紅梅性に分けられる。これに枝垂れ、葉変わり、錦性、すじ入りなどを加え、花木約200品種、果樹20品種がある。別名:コウブンボク(好文木)、ムメ(古名)、花の兄[講談社発行、長岡 求・監修「野の花・街の花」より]


一関市千厩町のヒアシンス

2010年04月08日 | 植物図鑑

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2010年4月8日(木)、一関市千厩町千厩に出かけたついでに、一関市立千厩図書館(千厩町千厩字北方171-7)に立ち寄りました。妻が図書館で調べものなどをしている間、付近を散策しました。岩手県の千厩地区合同庁舎の近くにある民家の庭でヒアシンスが花を咲かせていました。

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ヒアシンス ユリ科 ヒアシンス属 Hyacinthus orientalis

原産地は地中海沿岸地方で、主にオランダで改良された球根草花。秋に球根を植えると、4月頃に太い花茎が伸び、直径2~3cmの香りのよい花をびっしりつける。花の色は青紫色が基本だが、ピンク、赤、紫、青、淡黄色、白などがある。花壇や鉢植えで楽しむほか、水栽培もできる。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より]

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%83%A4%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%B9 [ヒヤシンス(Wikipedia)]

http://www.yasashi.info/hi_00003g.htm [ヒヤシンスの育て方:ヤサシイエンゲイ]

http://www.hana300.com/hiyasi.html [ヒヤシンス(風信子、飛信子)]

http://www6.big.or.jp/~abiru/bluegarden/zukan_haru/hyacinth.html [ヒアシンス(花図鑑)]

http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/hyacinth.html [ヒアシンス(ニシキユリ・錦百合)]

http://www9.plala.or.jp/mosimosi/flower/h/hyacinthus.htm [ヒヤシンス・ヒアシンス]

http://www.engeinavi.jp/db/view/link/1115.html [ヒアシンス:園芸ナビ]

http://garden-vision.net/flower/hagyo/hyacinthus.html [ヒヤシンス:花と緑の詳しい図鑑]


のミズバショウ(水芭蕉)

2010年04月08日 | 植物図鑑

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2010年4月4日(日)、ここ数年、毎年のように行っている上菅生沢のミズバショウ(水芭蕉)群生地に行ってみました。沢になっている所に群生しているのですが、今年は周辺の木々がすっかり切り倒されてしまっていました。例年なら雪が残っている所も、日当たりが良くなったため雪はありませんでした。

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ミズバショウ(水芭蕉)サトイモ科 ミズバショウ属 Lysichiton camtschatcense

湿原や水辺などに生える多年草。多雪地に群生することが多く、雪国に春を告げる花の代表。雪解けを待ちかねたように白い花を開く。花は香りがよい。白い花びらのように見えるのは仏炎苞で、小さな花がびっしりとついた棒のような花穂を抱いている。花は緑色の粒状だが、最盛期は雄しべの黄色い葯に覆われ、白い仏炎苞と黄色の花穂のコントラストが美しい。葉は花が終わる頃から伸びはじめ、長さ1m近くにもなる。この葉がバショウ(芭蕉)に似ているので、「水芭蕉」の名がついた。若葉や果実はクマ(熊)がよく食べるとのこと。花期は4~7月。分布:北海道、本州(近畿地方以北)、東アジア北部。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より]