peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市東山町のミツマタ(三椏・三叉)

2010年04月13日 | 植物図鑑

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2010年4月9日(金)、一関市東山町長坂字東本町の市営住宅のすぐそばにある民家の庭に植えられたミツマタ(三椏・三叉)の木が、黄金色の花を今を盛りと咲かせていました。

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ミツマタ(三椏・三叉) ジンチョウゲ科 ミツマタ(エッジワーシア)属 Edgeworthia chrysantha

中国原産の落葉低木。樹皮は黄褐色。枝が3本に分かれて出るのでこの名がある。古くから和紙の原料として栽培され、庭木としてもよく植えられている。高さは1~2m。葉は互生し、長さ8~15cmの広披針形で薄く、裏面には絹毛が多い。花期は3~4月。葉の出る前に長さ1~1.5cmの筒状の花が球状にびっしりと集まってつく(頭状花序)。萼は筒形で先は4裂し、花の内側は黄色、外側は白い絹毛に覆われている。果実はそう果で萼筒に包まれる。花が赤い園芸品種、アカバナミツマタcv.Sanguineaもある。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」&同「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より]


一関市東山町のアケボノアセビ(曙馬酔木)

2010年04月13日 | 植物図鑑

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2010年4月9日(金)、一関市東山町長坂字西本町の唐梅館公園の鍾乳洞がある所に植えられているアケボノアセビ(曙馬酔木)がピンク色の花を咲かせていました。図鑑には”花の色に濃淡があり、濃紅色のものを「ベニバナアセビ(紅花馬酔木)」という。”と書かれていましたが、インターネットで検索してみたら、「アケボノアセビ」を「ベニバナアセビ」とするものが沢山ありました。

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アケボノアセビ(曙馬酔木) ツツジ科 アセビ属 Pieris japonica f.rosea

花が紅色のアセビの品種で、まれに自生する。花の色に濃淡があり、濃紅色のものをベニバナアセビ(紅花馬酔木)という。

アセビ(馬酔木) Pieris japonica(Thunb.)D.Don。特徴:丘陵地や山地に生える常緑低木。花が美しいので、盛岡など各地の庭や公園に古くから植えられている。盛岡から沢内へ通じる山伏トンネル付近の道端(標高550m)にも植えられ、生育していることから、耐寒性があることが分かる。</p>

幹は直立し、よく枝分かれして高さ2~4mになる。葉は短い柄があり互生する。葉身は倒広披針形で厚く、縁には細かい鋸歯があり、先は鋭形、表面には光沢がある。花序は前年の秋にでき、つぼみの状態で冬を越し4~5月に開花する。花は白色で、壺状。短い柄があって下を向いて咲く。分布:本州(宮城県以南)、四国、九州。[岩手日報社発行「岩手の樹木百科」より]

http://tami25.cool.ne.jp/bbsgazo2/bbsgazo2i.htm [お薦め写真集:ベニバナアセビ(紅花馬酔木)]

http://garden-vision.net/tree/a_line/asebi.html [アセビ新・花と緑の詳しい図鑑]

http://www.ootk.net/cgi/shikihtml/shiki_453.htm [四季の山野草(アケボノアセビ)]

http://www.e-yakusou.com/sou/soum055-2.htm [アケボノアセビ,曙馬酔木]