peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

世界の椿館・碁石のスノーサンゴ(冬珊瑚の白斑入り種)

2011年02月05日 | 植物図鑑

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2010年12月11日(土)、世界の椿館・碁石(大船渡市末崎町字大浜280番地1)の大温室内に、鉢植えにされたスノーサンゴが展示されていました。この植物は、フユサンゴ(冬珊瑚)の白斑入り葉の品種で、とても目立っていました。

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ナス科 ナス(ソラナム)属 Solanum:熱帯から温帯にかけて広く分布し、約1700種が知られる。草本または低木、ときにつる性や小高木になるものがある。茎は普通直立、葉は単葉で互生し、全縁または鋸歯縁となる。まれに羽状深裂し、複葉となる。花は単生、束生、または集散花序、散房状花序につき、花や実の観賞価値のあるものが多い。萼は広釣鐘形で5裂、花冠は車形または釣鐘形で、筒部は短く先は5裂する。雄しべは5、花柱は糸状となる。

フユサンゴ(冬珊瑚) ナス科 ナス(ソラナム)属 Solanum pseudocapsicum

タマサンゴ(玉珊瑚)、タマヤナギ、リュウノタマ、ソラナムともいう。

ソラナムSolanumとはナス科ナス属の総称で、ジャガイモやナスなどの野菜のほかに、花や果実が美しい観賞植物も多い。地中海沿岸から中近東(アフリカ、パラグアイ、アルゼンチン)原産の無刺、無毛の常緑低木で、高さ50~100㎝になる。鉢花向きの矮性品種は20㎝ほど。

葉は披針形から長楕円形、葉縁は全縁で波状となる。茎はよく分枝して常緑の葉が互生し、ほぼ一年中径1.5㎝ほどの小さな白色の花を咲かせ、実をつけ続けるが、主な観賞期間は秋から冬。花期:9~11月、5~7月。寒さに強く、暖地では戸外で冬を越し、こぼれ種子でもよく殖える。日なたから半日陰までどこでもよく生育する。

果実は球形で、淡い黄緑色から次第に黄、橙、赤色へと色づく丸い実を観賞する。長く観賞できる。

実の直径は約2㎝だが、園芸品種には果実の大きさと色の異なるものがあり、’ビッグ・ボーイ’cv.Big.Boyなどの大きい実をつける品種もある。果実にはアルカロイドを含み、毒性があるといわれる。栽培:繁殖は種子による。園芸上は春播き一年草として扱う。果期:秋。

[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」&講談社発行「野の花・街の花(長岡 求・監修)」&西東社発行「知りたい花の名前がわかる 花に事典(金田初代・文、金田洋一郎・写真)より]

http://www9.plala.or.jp/mosimosi/flower/h/huyusango.htm [スノーサンゴ]

http://www.hanaippai.com/shiho/diary.php?gno=484 [スノーサンゴ:花いっぱいcom.]

http://hanakumag2.blog74.fc2.com/blog-category-21.html [スパティーガーデン:スノーサンゴ]

http://komura.fc2web.com/flasta/giten/sa/snowsango.html [スノーサンゴ]

http://www5a.biglobe.ne.jp/~hanaki/hanadouraku/suno-sango.html [スノーサンゴ:花道楽]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=32868609&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市東山町のフユサンゴ(冬珊瑚)]

http://www.engeinavi.jp/db/view/link/1347.html [フユサンゴ]

http://blogs.yahoo.co.jp/chamomile_thyme_3/63100943.html [フユサンゴ:野の花山の花:Yahoo!ブログ]

http://www.oz-plants.jp/FBData/JCherry.html [フユサンゴ’ビッグボーイ’]

http://hanazukusi.exblog.jp/8475618/ [冬珊瑚(フユサンゴ):花の仲間調べ]

http://www.teych.com/11ghana-16.html [11月16日の花:フユサンゴ]