peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

世界の椿館・碁石のボローニア・ピンナータ

2011年02月28日 | 植物図鑑

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2011年2月16日(水)、世界の椿館・碁石(大船渡市末崎町字大浜280番地1)の出入り口の所にある「エントランスホール」では、四季折々の花卉(かき)と椿苗が展示販売されていますが、それらの中にピンク色の花を沢山つけたボローニア(ボロニア)・ピンナータがありました。

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ミカン科 ボローニア属 Boronia:オーストラリア固有の非耐寒性常緑低木で、南部~西部に約70種がある。

別名:ボロニア。香りがよくて鐘形の小さな花を直立する細い枝いっぱいに咲かせる。香油を採取する種もある。葉は線状、単葉または3~5小葉。花は釣鐘形で長さ1cm、茎に沿って咲かせる。

ヘテロフィラB.heterophylla:は、オーストラリア西部の原産で、高さ1~2mで株張りもよい。全株に微香がある。最も一般的な種で「ピンクボローニア」と呼ばれる。濃桃色のほかに白花もある。

最近は、花弁の裏が暗褐色の壺形の花をつけ、「ブラウンボローニア」と呼ばれるメガスティグマやその変種で黄花の’ルテア’や星形の花を咲かせるピンナータクレヌラタなども出回る。現地では庭木になるが、日本では寒さで傷むので、室内の鉢植えで栽培される。花期:春から初夏。</p>

ボローニア・ピンナータ ミカン科 ボローニア属 Boronia Pinnata

栽培管理:鉢植えでは排水の良い用土を配合し、摘芯を繰り返し草姿を整える。春から秋は日当たりと風通しの良い戸外に置き、夏は半日陰に移す。冬は霜に当てないよう南向きのベランダや室内に取り込む。乾燥に弱いので鉢土の表面が乾き始めたら水をやる。10~12℃で育て、春に開花する。ハダニとカイガラムシに注意する。繁殖は、開花後の枝を挿し木、または種子。

[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」&同「山渓カラー名鑑・観葉植物」&西東社発行「知りたい花の名前がわかる 花の事典(金田初代・文、金田洋一郎・写真)」より]

http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/ba/b95ac1c7caeaa4f5294d5962de55005e.jpg [

ボローニア・ピンナータ]

http://www.flowers-beauty.com/007_flowers/boronia/boronia_1.htm [ボローニア(Boronia):小さな園芸館]

http://www.zoezoe.biz/2010_syokubutu/ka_6_ma/211_mikan/boronia/pinnata.html [ボロニア・ピンナータ:植物写真鑑]

http://www.engeinavi.jp/db/view/link/1478.html [ボロニア・ピンナータ、ボロニア・ピナータ:園芸ナビ 植物図鑑]

http://www.hana300.com/boroni.html [ボロニア]

http://www.weblio.jp/content/%E3%83%9C%E3%83%AD%E3%83%8B%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%83%94%E3%83%8A%E3%83%BC%E3%82%BF [ボロニア・ピナータとは:植物図鑑 Weblio辞書]

http://www.zoezoe.biz/2010_syokubutu/ka_6_ma/211_mikan/boronia/heterophylla.html [

ボロニア・ヘテロフィラ:植物写真鑑]

http://www.zoezoe.biz/2010_syokubutu/ka_6_ma/211_mikan/boronia/megastigma.html [ボロニア・メガスティグマ:植物写真鑑]

http://www.rakuten.co.jp/gardensk/430279/438150/431692/ [楽天市場:ボロニアBoronia spp.:Flower&Green GARDENさかもと]


世界の椿館・碁石のナツシロギク(夏白菊)/マトリカリア/タナセツム

2011年02月28日 | 植物図鑑

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2011年2月16日(水)、世界の椿館・碁石(大船渡市末崎町字大浜280番地1)の出入り口の所にある「エントランスホール」では、四季折々の花卉(かき)と椿苗が展示販売されていますが、それらの中に「マトリカリア」という名札をつけた植物が沢山花を咲かせていました。この植物はナツシロギク(夏白菊)という和名をもつキク科の植物で、「マトリカリア」というのは、旧学名(属名)だが、今でもこの名前で流通している。現在の学名(属名)は、タナセツム。

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キク科 タナセツム属 Tanacetum:コーカサス、西南アジア、バルカン半島に分布する耐寒性の多年草で、欧米では野生化している。従来マトリカリア属 Matricariaとされていた。

ナツシロギク(夏白菊)/マトリカリア/タナセツム キク科 タナセツム属 Tanacetum parthenium

クリサンセマム属 Chrysanthemumとする図鑑などもある。

ヨーロッパ南西部、バルカン半島、西アジア原産の耐寒性多年草、日本では秋播き一年草として扱われる。種小名は「処女の」の意で純白な花にちなむ。一般には従来の属名マトリカリアで呼ばれている。和名:ナツシロギク<夏白菊)。草丈30~70㎝で、頭花は径1.3~2㎝、一重咲き、舌状花は白、筒状花は黄色。

園芸品種には、八重咲きや’トム・サム’cv.Tom Thumb、’ゴールデン・ボール’cv.Golden Ball(ポンポン咲き)、丁字咲きなどの花形があり、草丈15㎝の矮性種や1mの高性種、葉の黄色い変種キンヨウギク(金葉菊)var.aureumもある。また、英名:feverfew(フィーバーヒュー)の名でハーブとしても利用される。用途:庭植え、鉢植え、切り花、ハーブ。

栽培管理:日当たりと風通しの良い戸外に置き、鉢土の過湿を嫌うので表面が乾いてから水やりする。花がらはこまめに摘む。通常秋播きで一年草として取り扱い、5~7月に開花する。

[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」&西東社発行「知りたい花の名前がわかる 花の事典(金田初代・文、金田洋一郎・写真)」より]

http://www.engeinavi.jp/db/view/link/875.html [マトリカリア、ナツシロギク、園芸ナビ 植物図鑑]

http://flower365.web.infoseek.co.jp/21/307.html [マトリカリア]

http://www.botanic.jp/plants-na/natusi.htm [shu(~~)Homepage,ナツシロギク]

http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/natusirogiku.html [ナツシロギク(夏白菊)]

http://aquiya.skr.jp/zukan/Chrysanthemum_parthenium.html [草木図譜:マトリカリア(ナツシロギク)]

http://www.yasashi.info/hu_00029g.htm [フィーバーフュー(マトリカリア)の育て方:ヤサシイエンゲイ]