2012年1月26日(水)朝、夜から降り続いていた粉雪が10cm以上も積っていました。一関市東山町長坂字久保の「柴宿団地」と呼ばれている住宅団地内の樹木が、雪をかぶってとても素晴らしい景色になりました。真っ白な雪との対比で真っ赤に熟したナンテン(南天)の実が、とても素敵に見えました。
ナンテン(南天) メギ科 ナンテン属 Nandina domestica
山野に自生しているものも見られるが、古くから庭などに植えられ、生け花にもよく使われている。高さ1~2mの常緑低木。葉は3回奇数羽状複葉で、茎の先に集まってつく。小葉は長さ3~7cmの広披針形で、先は鋭く尖る。花期は5~6月。長さ6mmほどの白い花が円錐状に多数つく。果実は直径6~7mmの球形で赤く熟す。赤い実は咳止めの薬になる。果実が白いシロミナンテン(白実南天)などの園芸品種もある。分布:本州(茨城県以西)~九州。
[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」より]