2012年1月26日(水)、一関市東山町の「柴宿団地」(東山町長坂字柴宿)と呼ばれている住宅団地の入り口(主要県道19号・一関大東線の分岐点)付近に植えられている一本のピラカンサが、木全体にびっしりと朱橙色の実をつけていました。真っ白な雪景色の中で、ひときわ目立っていました。
ピラカンサト バラ科 サンザシ属 Pyracantha coccinea
和名:キワサンザシ(常盤山査子)。イタリアから西アジア原産で日本には明治中期に渡来した。刺の強い常緑低木で、高さは2~6mになる。葉は互生し、長さ2~4cmの倒披針形または狭倒卵形で先は丸く、縁に細かい鋸歯がある。両面とも無毛で、表面は暗緑色で光沢がある。5~6月、短い枝の先に散房花序を出し、直径約8mmの白い花を多数開く。花弁と萼は5個。
果実は直径約6mmの球形で、10月頃、鮮紅色に熟し、先端に萼片が残る。古くから普通に植えられる種類に橙黄色の果実をつける中国原産のタチバナモドキP.anegustifoliaがある。用途:グラウンドカバー、庭木、生垣、鉢植え、盆栽、花材に利用される。園芸品種に’ゴールデン・チャーマー’cv.Golden Charmer、’千代田紅’cv.Chiyodabeniなどがある。栽培:繁殖は実生、挿し木で容易。果期:秋から冬。
[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」&同「山渓カラー名鑑・園芸植物」より]
http://www.geocities.jp/greensv88/jumoku-zz-tokiwasanzasi.htm [樹木図鑑:トキワサンザシ]
http://www.ootk.net/cgi/shikihtml/shiki_415.htm [四季の山野草:トキワサンザシ]
http://hananouta.web.infoseek.co.jp/page_thumb672.html [トキワサンザシ(総称・ピラカンサ)]
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%82%AD%E3%83%AF%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%82%B6%E3%82%B7%E5%B1%9E [トキワサンザシ属(Wikipedia)]