peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

岩手県立花きセンターのマンデビラ 2014年6月28日

2014年08月05日 | 植物図鑑

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2014年6月28日(土)、岩手県立花きセンター(胆沢郡金ケ崎町六原頭無2-1)に行ってきました。今回は、「花の館エリア」の露地ほ場に植栽されている植物から見学しました。その後「花の館温室内」を見学して、隣接する「管理棟エリア」の屋外に栽培されている植物を見学しました。

その後、「研修温室」内に植栽されている植物を見学したのですが、自分自身の制限時間を過ぎたので短時間で退出してしまいました。研修温室の「中温区」「高温区」の中に鉢植えにされたマンデビラが展示されており、濃ピンク色と真っ赤な花を沢山咲かせていました。

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マンデビラ キョウチクトウ科 マンデビラ(チリソケイ)属 Mandevilla spp.

メキシコからアルゼンチンにかけて広い範囲に100種以上が分布している木本または草本性または蔓性草本植物。葉腋と茎頂に総状花序をつける。花は先が5裂し、基部は漏斗状となる。葉は対生または輪生し、単葉。一般に「ディプラデニア」の旧属名で呼ばれることが多い。果実は長さ30㎝ほどの袋果だが、栽培下ではほとんど結実しない。

園芸的に利用されている種としては、マンデビラ・アマビリスM.×amabilis、’ローズ・ジャイアント’cv.Rose Giant、ボリビエンシスM.boliviensis、ラクサM.laxa、サンデリM.sanderiなどがある。サンデリ以外は蔓を伸ばすので、行灯(あんどん)づくりの鉢物とする。花期:5~10月。

アマビリスMandevilla×amabilisは、スプレンデンスM.splendensを片親にした交雑種だが、もう片親は不明。大型のつる性植物で長さ5~6mになるが、節間が長く広い場所でないとバランスがよくない。花は咲き始めは淡桃色で、次第に濃桃赤色へ変化していく。日本では’ローズ・ジャイアント’cv.Rose Giantの名で流通しているが、外国で’アリス・ジュ・ポン’cv.Alice du Pontと呼ばれているものも本種であろう。

ボリウィエンシスM.boliviensisはボリビア、エクアドル原産で、長さ4~5mになり、古株の基部は木質化し、塊茎状に肥大する。花は径5~6㎝程度で、芳香はない。まだほとんど普及しておらず、園芸的にはサンデリ種M.sanderiと間違えられていることが多い。

ラクサM.laxaはボリビア、アルゼンチン北部原産で、長さ3~4mになる。他種に比べて葉が薄く、茎も細い。花は筒部までほとんど純白色で、芳香があり、チリソケイ,Chilean jasmineの名がある。

サンデリM.sanderiはブラジル原産で、長さ3~4mに育ち、古株は木質化する。「ボリビエンシス」の名で流通することがあるが、花色、葉の形状が全く違う。花は径6~7㎝で、淡桃色から濃桃赤色に変化するが、温度や光の生育条件でかなり差を生じる。周年開花性が強く、花壇に植えても春から霜が降りるまで楽しめる。プランターに植えて窓辺を飾るのにも適している。

栽培管理:ほとんど周年開花する性質があるが、日光によく当てることが大切で、夏を中心とした楽しみ方が普通である。サンデリは秋から冬に強く刈り込み乾燥休眠させ、春に一斉に萌芽させると、蔓を伸ばさず花を付けるので、鉢物として栽培しやすい。いずれも耐寒性は強く、過湿でなければ5℃以上で越冬する。繁殖は挿し木だが、野生のものは実生も可能。カイガラムシの退治がポイント。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・観葉植物」&同「山渓カラー名鑑・園芸植物」より]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=42887392&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:奥州市水沢区のマンデビラ・アマビリス 2013年8月4日(日) ]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=38248562&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市千厩町清田「トップヒル」のマンデビラ 2011年9月9日(金)]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=38201811&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市末広一丁目のマンデビラ/ディプラデニア 2011年8月30日(火)]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=35864911&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市千厩町のマンデビラ/ディプラデニア]

http://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-122 [マンデビラの育て方:みんなの趣味の園芸:育て方がわかる植物図鑑]


岩手県立花きセンターのキフゲットウ(黄斑月桃) 2014年6月28日(土)

2014年08月05日 | 植物図鑑

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2014年6月28日(土)、岩手県立花きセンター(胆沢郡金ケ崎町六原頭無2-1)に行ってきました。今回は、「花の館エリア」の露地ほ場に植栽されている植物から見学しました。その後「花の館温室内」を見学して、隣接する「管理棟エリア」の屋外に栽培されている植物を見学しました。

その後、「研修温室」内に植栽されている植物を見学したのですが、自分自身の制限時間を過ぎたので短時間で退出してしまいました。研修温室の「中温区」に入口右側に植栽されているキフゲットウ(黄斑月桃)が黄色い斑が入った大きな葉を茂らせて、花穂に蕾を沢山つけた状態で一部花を咲かせていました。

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キフゲットウ(黄斑月桃) ショウガ科 ハナミョウガ(アルピニア)Alpinia sanderae東南アジア(東南アジア熱帯雨林気候区)原生の常緑多年草で、塊根は太く、また茎は高さ2~3mになるが、園芸的には1~2mが一般的である。葉は長さ50㎝、幅15~20㎝で、6~7月に花をつける。花は長さ30㎝ぐらいの穂状花序で、花は白く縁は黄色で、先端が赤く非常に美しい。[誠文堂新光社発行、日本インドア・グリーン協会編「熱帯花木と観葉植物図鑑」より]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=41730665&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:岩手県立花きセンターのキフゲットウ(黄斑月桃)2012年11月27日(火)]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=40278414&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:東京都立夢の島熱帯植物館のキフゲットウ(黄斑月桃)]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=36689801&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:岩手県立花きセンターのキフゲットウ(黄斑月桃)/アルピニア・ゼルンベト ’バリエガタ’]

http://item.rakuten.co.jp/eran/643391/#643391 [楽天市場:黄斑月桃]

http://item.rakuten.co.jp/r9cafe/s028/ [楽天市場:黄斑月桃の苗、サンニン]

http://sceneway.blog.so-net.ne.jp/2012-05-17 [深川花暦:黄斑月桃(キフゲットウ)]

http://blogs.yahoo.co.jp/heihei_2010/50347607.html [キフゲットウ(黄斑月桃):へいへいのスタジオ2010:Yahoo!ブログ]