peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

東山ふるさと歴史講座「今泉街道」現地探訪~長坂宿から摺沢宿へ(その8) 2014年8月7日(木)

2014年08月14日 | 町のイベント

2014年8月7日(木)、東山公民館(館長・鈴木勝市)、田河津公民館、松川公民館、石と賢治のミュージアム:主催の「昭和26年度 東山ふるさと歴史講座」の第4回(一関市の研修バスと徒歩による現地学習)”歩いてみよう今泉街道~長坂宿から摺沢宿へ”(9:00~15:00時)が行われました。講師は東山支所教育文化課 畠山篤雄氏。

http://map.goo.ne.jp/map.php?MAP=E141.19.56.390N38.59.28.570&ZM=9&W=0[一関市大東町摺沢の地図]

http://www.kyoshu-komichi.com/surisawa.html [大東町摺沢の町並:摺沢の郷愁風景]

(その8)一関市大東町摺沢の国道456号線上にある「摺沢宿」から東側に分岐している旧・今泉街道に入ります。この道は250mほどで県道(現・135号線)に突き当ります。県道135号線が「旧・今泉街道」と重なっているそうで、そのまま北東進して「八幡前」交差点で国道343号線に合流します。(県道135号線からバスに乗って移動)。ここから国道343号線を横断して北側に100mほど進んだ所に「摺沢村」鎮守の「八幡神社」入口(登り口)があります。

(下)旧・今泉街道は、下の地図の赤い線のように通っていたそうです。

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、①境界(長坂と摺沢)、②渡船碑、③雲南田の庚申碑、④雲南神社、⑤礼田の庚申碑、、⑥観音堂、⑦宿駅(摺沢駅)、⑧高建寺、⑨地蔵(高建寺)、⑩供養碑(高建寺)、⑪八丁館、⑫五輪塔、⑬但馬崎の古碑(群)、⑭八幡神社、⑮八幡神社境内の古碑(群)。

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(上と下)国道343号線上の「摺沢宿」から分岐(東進)している旧・今泉街道。

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(上)県道135号線が見えてきました。国道343号線が「今泉街道」と呼ばれるようになるまでは、この道が「今泉街道」と呼ばれていました。(下4つ)道路沿いに群植されている「フヨウ(芙蓉)」と思われる植物がピンク色の花を沢山咲かせていました。

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フヨウ(芙蓉) アオイ科 フヨウ(ヒビスカス)属 Hibiscus mutabilis

古くから庭木として植えられているが、四国や九州の南部、沖縄などには野生のものも見られる。落葉低木で高さは1~3m。枝や葉には星状毛が多い。葉は幅10~20cmで、掌状に切れ込んでいる。7~10月、直径10~15cmの大きな淡紅色の花が咲く。花は1日花で、朝開いて、夕方には色が濃くなって萎(しぼ)む。花弁は5個。雄しべは筒状になっていて、その中から雌しべが突き出ている。果実は直径2㎝前後の球形で、熟すと5つに割れる。

スイフヨウは八重咲きの園芸品種で、花の色は朝開いたときは白、昼過ぎにはピンク、夕方には紅色に変わる。この花の色の変化を酒の酔いに見立てて「酔芙蓉」の名がある。花はフヨウより小さい。

アメリカフヨウ H.moscheutos は北アメリカ原産の多年草。モミジアオイに似ているが、花弁の幅が広くて、花弁と花弁の間に隙間がない。また葉は先の尖った卵円形なので、容易に区別できる。8~10月に直径20㎝を超える大きな花が咲く。花の色はピンク、白、赤などがあり、中心部が濃い色のものが多い。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑2・夏の花」より]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=42932552&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市東山郵便局前のフヨウ(芙蓉) 2013年8月14日(水)]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=40823642&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市東山町長坂のフヨウ(芙蓉) 2012年8月7日(火)]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=35164701&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市東山町長坂のフヨウ(芙蓉)2010年8月4日(水)]

(下5つ)一関市東山町長坂字里前の「大清水(おおすず)」の近くに植栽されていた「アメリカ芙蓉」と思われる植物。底紅(花弁の根元が赤い)の所が摺沢のものと少し異なっています。

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