世界遺産登録を目指す「北海道・北東北の縄文遺跡群」が津軽海峡を挟んで長期間共通の特徴を持ち続
け、縄文文化の中でもきわだった地域を形成していたことを明らかにします。
基調講演(13:05~14:05)
『環境変動と北の縄文~海と火山と草木と人と~』東京大学大学院教授 辻 誠一郎 氏
急激な温暖化と温帯落葉広葉樹林、縄文海進と内湾環境、十和田火山・雄島半島火山の巨大噴火、草木
を育むことによる人為生態系、これらが北東北・北海道の特異な縄文文化を形成してきたことを説明さ
れました。
世界遺産登録を目指す「北海道・北東北の縄文遺跡群」が津軽海峡を挟んで長期間共通の特徴を持ち続
け、縄文文化の中でもきわだった地域を形成していたことを明らかにします。
基調講演(13:05~14:05)
『環境変動と北の縄文~海と火山と草木と人と~』東京大学大学院教授 辻 誠一郎 氏
急激な温暖化と温帯落葉広葉樹林、縄文海進と内湾環境、十和田火山・雄島半島火山の巨大噴火、草木
を育むことによる人為生態系、これらが北東北・北海道の特異な縄文文化を形成してきたことを説明さ
れました。
報告③『集落で語る北海道・北東北の縄文遺跡群~御所野(ごしょの)遺跡』
報告者 高田和徳(御所野縄文博物館長)
史跡 御所野遺跡 見学(ガイダンス)施設:御所野縄文博物館 〒028-5316 岩手県一戸町岩舘字
御所野2 TEL 0195-32-2652 開館時間:9:00~17:00 休館日:月曜日、祝日の翌日、年末年始。
見学料金:大人300円、高校・大学生200円、小・中学生150円。
縄文時代中期後半の集落遺跡で、中央の広場に配石遺跡を伴う墓地が造られ、それを囲んで竪穴建物
跡などが分布し、さらにその外側の東、西にも竪穴建物跡が密集するという、集落構造が明らかになって
おり、周辺の自然環境と共存しながら一体となった計画的な土地利用を段階的に跡付けすることができる
顕著な事例です。
ホームページ:http://goshono-iseki.com/