2017年12月8日(金)、岩手県立花きセンター(胆沢郡金ケ崎町六原)に行ってきました。管理棟の
傍にある展示温室の高温エリアには、洋ランやアナナス類が沢山展示されているのですが、それらの中
にミルトニアではないかと思われる洋ランが花を咲かせていました。
miltonia ミルトニア:「パンジーオーキッド」の愛称もあり、交配種はクールタイプとウオームタイプに大きく分けられます。クールタイプは花屋さんでもよく見かける大輪花種で、アンデス高地の原種を改良したもので夏の暑さにやや弱い性質。ウオームタイプはブラジル産の原種を改良したもので、比較的小型で丈夫。初心者は後者を選ぶとよいでしょう。開花期は主に春か夏。「水トニア」といわれるほど多湿を好むので、水を十分に与えること。強光を嫌うので冬50%、夏80%の遮光をします。クールタイプは夏できるだけ涼しくして施肥を休止し、ウオームタイプは4月から10月ごろまで2000倍の液肥を月2~3回施します。冬は最低温度10℃以上を保ちましょう。[主婦の友社発行「やさしい洋ラン~最新品種と育て方」より]