peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

奥州市前沢のコルチカム/イヌサフラン 2018年9月28日(金)

2018年09月29日 | 植物図鑑

(上)ベニシジミと思われる蝶が吸蜜にやってきました。

2018年9月28日(金)、奥州市前沢の住宅街の中にある草の生えた畑に植栽されているコルチカム(イヌサフラン)が、ピンク色の花を沢山咲かせていました。

コルチカム/イヌサフラン コルチカム(ユリ)科 コルチカム(イヌサフラン)属 Colchicum Hybrids

ヨーロッパ~北アフリカ原産の多年草。10月頃、大きな鱗茎(球根)から花茎だけが突然伸びてきて花が咲く。球根のまま机の上に置いておいても、花が咲くので人気がある。直径6㎝ほどで桃紫色。雄しべは6個ある。良く似たクロッカスの雄しべは3個。白花八重の品種もある。幅の広い葉が春に束になって伸び、夏には枯れて休眠する。鱗茎や種子に有毒なコルヒチンを含む。コルヒチンは染色体を倍加する作用があり、育種に利用されている。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」より]


奥州市前沢のイチイ(一位)の実 2018年9月28日(金)

2018年09月29日 | 植物図鑑

2018年9月28日(金)、奥州市前沢の住宅街にある民家の庭に植栽されているイチイ(一位)が、樹にびっしりと赤い果実を付けていました。赤いゼリーのような仮種皮は甘くて食べられるそうですが、仮種皮が包んでいる種子有毒だそうです。

 

イチイ(一位)イチイ科 イチイ属 Taxus cuspidata

アララギまたはオンコともいう。山地から亜高山に生える常緑高木。大きいものは高さ20m、直径2mになる。樹皮赤褐色で縦に浅い割れ目が入る。長さ1.5~3㎝、幅2~3㎜の線形。花期3~4月。雌雄別株。果実は秋に熟す。赤いゼリーのような仮種皮が種子を包み、先端には穴が開いている。仮種皮は食べられる。は緻密で、光沢があって美しく、飛騨の一刀彫など、彫刻によく利用される。この材で、笏(しゃく)を作ったので、一位の名があるいう。分布:北海道~九州。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」より] 


奥州市前沢のヤマボウシ(山法師)の実 2018年9月28日(金)

2018年09月29日 | 植物図鑑

2018年9月28日(金)、奥州市前沢アステイ中央公園の縁に植栽されているヤマボウシ(山法師)の樹が、赤く熟した果実を木全体にびっしりとつけていました。

ヤマボウシ(山法師)ミズキ科 コルナス(ミズキ)属 Cornus kousa

別名:ヤマグワ(山桑)。日本、朝鮮、中国原産の耐寒性落葉高木。樹高:3~8m。花径:6~10㎝。花色:白、ピンク。開花期:5~6月

特徴:4枚の花びらに見えるのは苞。秋に熟す実は甘い。育て方:日なたと水はけの良い肥沃な用土を好む。日陰では花つきが悪いが半日陰なら育つ。強健で、施肥や灌水は不要。剪定は落葉期に、長い枝や込み合った枝を間引く。[講談社発行「花を調べる花を使う・四季の花色大図鑑」より]

https://ja.wikipedia.org/wiki/ヤマボウシ [ヤマボウシ:Wikipedia]

https://inakasensei.com/yamaboushi [ヤマボウシってどんな植物?実を食べてみたよ