英彦山花園に姿を見せ始めたアサギマダラ
2021年10月10日(日)発行の「西日本新聞」に”英彦山花園に旅するチョウ”という見出しの記事が掲載されています。
”「旅するチョウ」として知られるアサギマダラが、福岡県添田町の英彦山花園に姿を見せ始め、優雅に飛ぶ姿が、入園者の目を楽しませている。
アサギマダラは羽の模様が鮮やかな大型のチョウで、春に南西諸島や台湾から九州南部を経て日本列島を北上し、秋には再び海を越えて戻っていく。
同園を管理する英彦山観光福祉協会の渡辺淳さん(43)によると、アサギマダラは毎年夏ごろ、英彦山山頂付近に飛来し、気温が下がるとともに山を降りてくるという。
標高600メートルほどの同園には、例年10月初旬に姿を見せる。ピークを迎える時期だが、今年は高温の影響で好物のフジバカマの開花が遅れ、飛ぶ姿はまだ少ない。渡辺さんは「気温が下がり出す来週末ごろにピークを迎えるのでは」と話す。同協会=0947(85)0375。 (吉川文敬)”