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© 毎日新聞 提供 大粒でコクがある味わいの丹波篠山黒枝豆=兵庫県丹波篠山市川北で2021年10月5日午前9時40分、幸長由子撮影
2021年10月6日(水)発行の「毎日新聞」に”「丹波篠山黒枝豆」のシーズン到来 大粒で甘く、販売解禁 兵庫”という見出しの記事が掲載されています。
”兵庫県丹波篠山市の特産品「丹波篠山黒枝豆」の販売が5日、解禁となった。同市川北の畑で解禁セレモニーがあり、関係者がシーズン到来を祝った。10月末ごろまで出荷され、市内各所でも販売される。
おせちなどに使われる最高級の黒豆「丹波黒」を完熟前に枝豆用に収穫したもので、大粒で味が濃く、甘みがあるのが特徴。ブランド維持のために2006年から、販売解禁日を設けている。
収穫時期によって味が変化していくのも魅力で、市の担当者は「時期を変えて何度か購入し、味の変化を楽しむのもおすすめ」と話す。今年は8月の長雨などで生育が心配されたが、9月の好天で生育は例年通りとなり、おいしい枝豆が育っているという。
セレモニーで、酒井隆明市長は「日本農業遺産に『丹波篠山の黒大豆栽培』が認定され、黒枝豆もますます注目を集め、私たちの誇りとなっている。生産者、市民あげて盛り上げたい」とあいさつ。市農業生産組合協議会の利根茂樹会長が解禁を宣言した。
直売所のJA丹波ささやま味土里館では販売を待ちわびた人々が列を作り、次々と購入していた。大阪府豊中市から来たという女性は「普通の枝豆とは全然違うおいしさで、毎年楽しみにしている。友人にも配りたい」と枝豆を抱えていた。
黒枝豆はJA丹波ささやま味土里館、特産館ささやまなど市内各所で販売。オンラインショップ「おうちで丹波篠山」でも購入できる。【幸長由子】”