peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

室根山に初冠雪(11/16)、大東町の石割松

2005年11月17日 | Weblog

11月17日付「岩手日日」(岩手日日新聞社:発行)に、「室根山に冬の訪れ~山頂付近が雪化粧」という記事が掲載されました。(画像は、同社のホームページから転載)

 一関地方は、4~5日前から急に寒くなり、11/16には最低気温が氷点下になったそうです。詳しいことは、下記のURLにアクセスしてみてください。
http://www.iwanichi.co.jp/iwanichi01/news/ichi_hira_fuzi/11gatu/news-ichi_hira_fuzi_17.htm
大東町の石割松

 11月15日写す。
国道343号線を大東町「渋民」方面から「猿沢」方面に進行すると、右側に「産直ふるさと大東」があります。この道を砂鉄川に沿って進むと、興田川(一級河川・北上川水系)が砂鉄川に合流する所(「猿沢」に近い所)に「石割松」というのがあります。


 松が石を割りながら生長したように見えます。付近には縦に割れた石が何個かありますので、こうした割れた石の間にタネが落ちて生長しただけのことかもしれませんが、植物の成長力の凄さを感じます。「雨だれ石を穿つ」と同じようなものでしょうか!?

初冬に咲くシュンギク(春菊)

2005年11月17日 | Weblog


11月17日、冬は鍋物の季節とよく言われるが、スキヤキなど鍋物の名わき役である「シュンギク(春菊)」の花が咲いていた。本来は5月頃に咲くものだが暖冬のせいかもしれません。
シュンギク(春菊)キク科 キク属 Chrysanthemum coronarium var.spatiosum
地中海沿岸原産の「ハナゾノシュンギク」を親として中国でつくられた1年草の野菜。元来は秋に種を蒔き、春に若苗を食べるが、現在は秋から春にかけての葉野菜として売られている。

 葉は羽状に切れ込み、やや肉厚で、キク科特有の香気がある。花期は5月。60cmほどに伸びた茎の先に直径3~4cmの頭花をつける。頭花は淡黄色や黄色だが、ときには蛇の目のものもあるという。花壇の草花や切り花にも利用される。


猿沢トンネルとタカノツメ(鷹の爪)の黄葉

2005年11月16日 | Weblog


11月15日、国道343号線を大東町猿沢から東山町長坂字北磐井里方面に進行すると、猿沢トンネルを出た辺りに「猿沢の箒カヤ」というのがあるというので探してみましたが見つけることができませんでした。

 少し標高が高いところにある比較的新しい道路付近を探したので、もっと下の方にあるのでしょう。近いうちにまた探しに行きたいと思います。道路脇にあった
タカノツメ(鷹の爪)の黄葉が西日を受けてとてもきれいに見えました。



タカノツメ(鷹の爪)ウコギ科 タカノツメ属 Evodiopanax innovans

大東町鳥海の小黒滝

2005年11月15日 | Weblog


きょう(11/15)、大東町鳥海字小黒滝いう所にある「小黒滝」というところに行ってきました。

 観光パンフレットには、「重なり合った大岩に流れ落ちる水の白さと辺りの木々、草々とが四季折々の美しさを織りなしてすばらしい眺めです。まさしく深山幽谷を思わせる秘境です。」と記載されていました。
大東町の小黒滝





青紫色の花弁のカントウヨメナ(関東嫁菜)

2005年11月14日 | Weblog

11月12日、平泉メビウスの会の「バードウォッチング」のとき、北上川の岸辺の湿り気の多いところで、青紫色のきれいな「カントウヨメナ(関東嫁菜)」を見つけました。

カントウヨメナ(関東嫁菜)キク科 ヨメナ属 Kalimeris pseudoyomena

関東地方や東北地方の野や丘の草むらや田んぼのあぜ、畑のあぜ道など湿った場所に多い、高さ40~80cmくらいになる多年草。

 花[頭花]は直径2.5cm。花の周囲の花びら[舌状花]は淡青紫色。頭花の中心にある筒状花は集合して黄色い半球形。

「ヨメナ」の「ヨメ」については、「嫁が摘む菜」説と夜目の「鼠菜(よめな)」説などがある。西日本に自生しているものとは異なることから「関東」が付いたという。

 中部地方以西に自生する「ヨメナ」とは、自生する場所以外にもわずかではあるが違いがあるという。
 タネ上の部分の毛[官毛]は、カントウヨメナが0.25mm、ヨメナが0.5mm。カントウヨメナの葉は楕円形で鋸歯は少なく、小さい。葉は茎に互生する。

 仲間には、ユウガギク(葉の表面は少しざらつく)やヨメナがある。また、シオン属のノコンギク(葉の表面にざらざら感、鋸歯は鈍い)にも似ている。