6/22(木)、一関市東山町長坂字里前にある「大清水(おおすず)湧水地」に行ってみました。ここには、バイカモ(梅花藻)やクレソンが生えているからです。
この大清水は、すぐ上にある善竜寺境内の一角を伝わって砂鉄川の岸辺で湧き出しているもので、この水系の水は町水道の水源に利用されています。
この清水の湧水口を見るには、砂鉄川に架かる「生出橋(おいでばし)」の手前(善竜寺の駐車場がある側)の町道を100mほど進めば見つかります。民家の庭先を通ることになりますが、「大清水」の標柱が建っています。
バイカモ(梅花藻)キンポウゲ科 キンポウゲ属 Ranunculus nipponicus var.submersus
浅くてきれいな流水中に生える多年草で、汚れた水の中では生きて行けない植物なので、清流の指標植物になっている。
茎は長さ1~2mになり、節から白い根を出す。葉は細かく切れ込んで、全体は房状になっている。
6~8月、葉のつけ根から水の上に花柄を伸ばし、直径2cmほどの白い5弁の花を1個つける。基部は黄色で、蕚片は緑色で5個ある。
「ウメバチモ(梅鉢藻)」ともいい、いずれも花が梅の花に似ていることによる。分布:北海道、本州